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ベトナム ハノイ / 「タンロン城遺跡」が世界遺産に

掲載日時:2010年08月13日

情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社

2010年7月25日〜8月03日の期間、開催されておりました「第34回世界遺産委員会ブラジリア会議」にて、今年、建都1000年を迎えるベトナムの首都 ハノイの「タンロン遺跡」が、ベトナムで6つ目となる世界遺産に選ばれました。
今後、ベトナム北部・ハノイ中心部の世界遺産「タンロン遺跡」と世界自然遺産のハロン湾の2大世界遺産を巡るツアーがベトナム北部観光の主流となるでしょう。
尚、現在「タンロン遺跡」は、調査研究中につき一般公開されておりませんが、ハノイ建都1000年を祝い、2010年10月01日以降、期間限定で一般公開されることが決定しております。
建都1000年に加え、遺跡が世界遺産に登録されたことで、ハノイはおおいに盛り上がることが予想されます。
尚、遺跡の一般公開は、2011年2月05日(テト正月期間)にて終了予定です。また定休日(未定)や政府行事開催時は、一般公開中であってもクローズとなりますので、ご旅行をご予定の方はご注意下さい。

■ タンロン遺跡
「昇龍」の名前をもつ「タンロン遺跡」は、7〜19世紀頃、ハノイの行政中心地だった場所です。李太祖(リー・タイトー)が、1010年に今のハノイに遷都し、都の名前をタンロンと名付けてから、1831年に都がフエに移るまで、タンロンがベトナム王朝の都でした。
タンロン遺跡は2002年夏、この遺跡のある場所に国会議事堂(バーディン会堂)を立て替えようとしたところ、多数の建築機構が折り重なった巨大な遺跡が出土したことで発見された遺跡です。その後、調査研究のため、遺跡は一般には非公開となっています。
尚、タンロン遺跡は、旧ハノイ城跡とタンロン城跡をあわせたエリアを指します。

〔主な見学場所〕
瑞門、敬天殿・龍の階段、後楼、秘密基地、フラッグタワー(軍事博物館内)、北門、
タンロン遺跡出土品の博物館(建設中)など
※見学所要時間: 約2時間