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カナダ バンクーバー / バンクーバー国際空港利用時のご注意

掲載日時:2004年06月01日

情報提供:JTOA(Japanese Tour Operators Association of Canada)

2004年6月01日より、バンクーバー国際空港の様子が下記の通り変更となりますので、ご利用の際はお間違え無い様、ご注意ください。


■ 入国審査場の整列方法について:

国際線を利用しバンクーバー空港へ到着した際、旅客はまず第一次審査場へ入って参りますが、2004年6月01日より、カウンターへ向かって配置されている誘導のためのロープの区切りを変更する事になりました。
詳細なフロアプランは未だ届いておりませんが、イミグレーションに入った後のこの第一次審査場を下記4つのエリアに分けられるとの事です。
 1) カナダ居住者用
 2) アメリカからの到着用
 3) その他の国際線到着用、
 4) 国際線から(米国行きを除く)国際線への乗り継ぎ用

従って国際線到着後、第一次審査場へ入るエスカレーターを降りたら、案内に従って所定のカウンター(日本からの旅客はエリア3)お進み下さいます様、お願いいたします。
エスカレーターを降りた位置にて空港の職員が誘導をしておりますが、日本語は期待出来ません。

尚、国際線から米国への乗り継ぎの際にはこれまで同様、このイミグレーションを通る事無く、到着ゲートから「米国乗り継ぎ」の標識に従い、米国の入国手続きへとお進みいただく事が出来ます。

又、このところ、カナダ入国時のCIQの手続き(税関、出入国管理、検疫)に非常に時間を要するため、乗り継ぎ客にも大きな影響が出ておりました。
これを受け本年6月以降、バンクーバー空港では税関職員を増員し対応する予定です。これにより入国に要する時間も若干緩和されるのではと思われます。



■ 入国手続き終了後の(IRL内での)乗り継ぎ順路:

お客様がCIQ手続きを終え、ガイドがお待ちする乗り継ぎエリア(International Reception Lobby: IRL)に入って来られた際、これまでは荷物を乗り継ぎのベルトに載せた後、バンクーバー到着の旅客と同じ出口の方向へ戻り、ここから一般の出迎え客のいるロビーへと進んでおりましたが、2004年6月01日よりエアカナダの乗り継ぎチェックイン・カウンターの向かって右手奥にあるエレベーターを通り過ぎた所に、新しい出口が設置されます。
従いまして、国内線へ乗り継がれる旅客は、荷物をベルトに載せた後、エレベーター方向へ進み突き当たりの新しい出口から出ると、その正面に出発ロビーへ向かうエスカレーターがあると言う形になります。



■ バンクーバーの空港使用料(AIF)が無くなりました。

2004年5月31日を持ちまして、バンクーバーの空港使用料(AIF)の空港での徴収は終了いたしました。
2004年6月01日出発分からは、全て航空券に切り込む形となります。
これを受け6月01日からセキュリティ・チェック入口前のAIF徴収カウンターは全て撤去されます。
今後、搭乗手続き終了後の旅客は、AIFを支払う事なくまっすぐにセキュリティチェックにお進みいただく形となります。

日本からの乗継ぎ客の利用が最も多いCゲートの入り口は、誘導の列を3列にする予定です。左側の2列はバンクーバーから搭乗する旅客用となりますが、右側の1列は、国際線からの乗継客専用となる予定です。
(かつてビジネスクラス旅客と足の不自由な方のためのシャトルが出入りしていた入口です)
同ゲート右側の列付近では、エアカナダからの通訳が誘導を行う予定です。

尚、既にオープン・チケット等でカナダに滞在し、かつ航空券にAIFが切り込まれていない旅客への対応は未定の状況です。


以上、取急ぎご連絡申し上げます。