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都市別トラブル事例集

アメリカ シカゴ / シカゴ・マジックにご注意!

掲載日時:2002年05月29日

情報提供:国際観光振興会(JNTO) シカゴ事務所

蝿は本能的に匂いを嗅ぎつけてご馳走にたかってくる。蝿にいちいち怒っても仕方がない。

それよりも、自分の不注意や油断を自戒すべきであろう。旅券を体から離す、仲間が見守っていてくれるだろうなどという意識は論外である。日本から一歩離れたら、自分の貴重品から気を離さないで!

一瞬の不注意で貴方の貴重品は簡単に消える。海外では蝿のように素早いマジシャンが貴方を常に見守ってくれているのだ。以下、シカゴで起きた事例をご参考までに。


◆シカゴ西部の駐車場に置いた車がパンクしていた。その場でタイヤ交換中に、ヒスパニック系の女性に話しかけられたので、対応しながら作業した。

タイヤ交換が終わりやれやれと乗り込んだら、命の次に大事な旅券や運転免許証、現金、クレジットカードなどを入れたウエストバッグが消えていた。



◆深夜ミネソタ州のバーで友人数人とテーブルを囲んで飲酒中、誰の目からも届く場所だからと安心して、余っている椅子の上にバッグを置き、コートをかぶせておいた。

いざ、帰る段になってコートを取り上げてみたらバッグが消えていた。バッグには旅券、現金、クレジットカード、バンクカードなどが入っていた。



◆夕方、シカゴ市内のカフェで、鞄を床に置いて食事をしていた。

食事が終わって席を立ってみたら鞄が消えていた。鞄には旅券、免許証、クレジットカード、携帯電話などが入っていた。



◆朝方、シカゴ市内のホテル前のタクシー乗り場で、旅券などの貴重品などが入ったブリーフケースを足元に置き、ちょっと目を離したスキに窃取された。



◆午前中ホテルのロビーでソファーに座っていたところ、目の前のソファーに座っていた人が床にカードなどを落としたので拾うのを手伝った。

拾い終わって元のソファーに座り直すとそこに置いておいた自分の小物いれが消えていた。中には旅券、現金、航空券が入っていた。



◆朝方、ホテルロビーでツアーガイドを待っていたとき、旅券やクレジットカードの入った鞄を椅子の上に置き、カウンターから新聞を取ってくるホンの数秒の間にそれが消えていた。



◆お昼頃、シカゴ市内のホテルでチェックインを終わった際、鞄とスラックスなどがマスタードで黄色く汚れているのに気がついた。と、
近くにいた人がティッシュを差し出してくれたので、鞄を床に置いてスラックスの汚れを拭こうとした一瞬のスキに鞄が消えた。

中には旅券、カメラ、現金が入っていった。



◆午後8時頃、シカゴ市内のレストランで友人数人と食事中、椅子に旅券や現金が入ったバッグを置いたままトイレに行った。戻ってみるとそれが消えていた。

友人たちが見ていてくれるものと安心していたのに。



◆午後6時頃、シカゴ市内のホテルロビーで仲間数人と翌日の日程について打ち合わせ中、椅子の左側に置いておいた旅券や携帯電話の入った鞄が消えていた。



◆午前9時頃オヘア空港で、旅券や携帯電話の入った鞄を足元に置き、ホンの二、三分間電光掲示板を見ている間に盗まれた。



◆午後4時頃、シカゴに古着の買い付けにきた邦人二人が駐車していたレンタカーがパンクしていた。現地の男が親切にも修理を手伝ってくれた。

発車して気が付いたら車内に置いてあった120万円相当の現金が消えていた。



◆午前9時頃、駐車場にレンタカーを停めて買い物をした。

戻ってみると車の窓ガラスが割られており、車内に置いてあった旅券や現金、パソコンの入った鞄が消えていた。



※本記事は「国際観光振興会 海外旅行情報」より転載致しました。