急増する重犯罪---口サンゼルス
掲載日時:0000年00月00日
情報提供:JNTO ロサンゼルス事務所
" ロサンゼルス市警察がこの程2000年上期の犯罪件数を発表したが、前年対比殺人件数が25%も増加するというショッキングなものであった。中でもサウスセントラル地区の増加が顕著で、その他の犯罪においても婦女暴行が11%、凶悪暴行が10%、強盗が8%増え、この影響で全体的に8年間減少傾向を示していたロサンゼルスの重要犯罪を9%押し上げる結果となった。この傾向は全米においても特異なもので、これに対して検挙率は25%も減少している。
ロス市警本部長のコメントによれば、これら重要犯罪の増加要因としてギャング活動の活発化と州刑務所が満杯状態のため仮釈放者が増加していることを挙げている。
殺人事件の被害者の殆どは17歳から32歳までの黒人あるいはヒスパニック系の男性であり、加害者の方は同じく14歳から24歳の若者である。もっとも危険な時間帯は木曜から土曜の午後6時から午前3時の間である。
こうした事態に対処するため、ロス市警本部長は他部署からの警官を重点的に市内巡邏に増員する一方、14〜24歳という若者が急激に増えて犯罪を引き起こす要因となっていることに鑑み、地域コミュニティと協力して犯罪の減少に努めたいとしている。また、R.リオーダン市長もこのような事態に危機感を覚え、公園やレクリエーション・プログラムの整備に予算の重点配分をしたり、荒廃地区の美化に努めるとしている。"
ロス市警本部長のコメントによれば、これら重要犯罪の増加要因としてギャング活動の活発化と州刑務所が満杯状態のため仮釈放者が増加していることを挙げている。
殺人事件の被害者の殆どは17歳から32歳までの黒人あるいはヒスパニック系の男性であり、加害者の方は同じく14歳から24歳の若者である。もっとも危険な時間帯は木曜から土曜の午後6時から午前3時の間である。
こうした事態に対処するため、ロス市警本部長は他部署からの警官を重点的に市内巡邏に増員する一方、14〜24歳という若者が急激に増えて犯罪を引き起こす要因となっていることに鑑み、地域コミュニティと協力して犯罪の減少に努めたいとしている。また、R.リオーダン市長もこのような事態に危機感を覚え、公園やレクリエーション・プログラムの整備に予算の重点配分をしたり、荒廃地区の美化に努めるとしている。"
- ●外務省提供
- ●観光庁提供
- ●厚生労働省 検疫所情報
- ●国土交通省航空局 提供