１８７３年に開通したサンフランシスコのケーブルカーは、唯一動く国定歴史建造物に指定され、市民の交通手段として、また人気の観光アトラクションとして愛されてきました。

そんなサンフランシスコ名物のケーブルカーが２０２３年開通１５０周年を迎え、記念の特別乗車券を販売しています。２０２３年１２月３０日まで、通常１回の乗車券が８米ドルのところ、カリフォルニア・ストリート線のみ１日乗車券を５米ドルで購入できます。

サンフランシスコのケーブルカーは、カリフォルニア・ストリートを東西に走るカリフォルニア・ストリート線のほかに、ダウンタウンからフィッシャーマンズワーフ方面へ南北に走るパウエル・メイソン線とパウエル・ハイド線の計３つの路線で運行しています。
カリフォルニア・ストリート線では、１０月２８日までの毎週土曜日午前１１時１５分から午後７時の間、最古かつ最大のケーブルカー「ケーブルカー１９」通称「ビッグ１９」に乗車することができます。このケーブルカーは１８８８年から１９０６年まで運行していましたが、１５０周年を記念し７７年ぶりに復活しました。

せっかくなら全路線を体験したいという方には、ケーブルカーの全３路線のほか、レトロなストリートカーが走るミュニメトロや、ミュニバスのすべてが１日乗り放題になるミュニパスポートが１３米ドルとお得な料金で購入することができます。歴史を感じるケーブルカーに揺られて坂の街サンフランシスコならではの風景を楽しみながら、点在する人気観光スポットを効率よく巡れるおすすめのチケットです。

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★ ケーブルカー・クロール・スペシャルオファー (Cable Car Crawl Special Offer)
さらに、ケーブルカー１５０周年を記念して、２０２３年８月２日から１０月３１日まで、市内のバーでは「ケーブルカー・クロール・スペシャルオファー(Cable Car Crawl Special Offer)」と題し、特別カクテルも提供します。

* 老舗のカフェ「ブエナビスタカフェ(Buena Vista Cafe)」で、ケーブルカーのチケットと#SFCableCarをタグ付けしたインスタグラムの投稿を見せると、世界的名物アイリッシュコーヒーが一杯無料

* フェアモントホテル・サンフランシスコ内のバー、「トンガルーム＆ハリケーンバー(Tonga Room & Hurricane Bar)」の人気カクテルメニュー「ケーブルカー」が復活。同ホテルのローレルコート・バー(Laurel Court Bar)でも提供

* 人気レストラン「スコマズ(Scoma’s)」で特別ドリンクメニュー「SFケーブルカー・クロール(SF Cable Car Crawl)」を提供

* ウェスティン・セントフランシス・サンフランシスコ・ユニオンスクエア内にある「クロックバー(Clock Bar)」でケーブルカー・アニバーサリー・スペシャルカクテルを提供