春の足音が近づくと共に、暖かな日が続いているワシントンD.C.。
今回は一足早く、夏に向けての話題をご紹介致します。

日本の子供達より一ヶ月も早く夏休みに入るアメリカの子供たち。もちろん過ごし方は十人十色ですが、最も一般的なのは｢サマーキャンプ｣への参加です。

サマーキャンプは子供たちにとって様々な体験学習を通し、学校の授業では培うことの出来ない自立心･積極性･協調性等を形成する絶好の機会。ただ楽しむだけの旅行の延長ではなく、人間学習の場なのです。
アメリカでは毎年3月上旬からサマーキャンプへの参加申し込みが殺到し、4月中旬には既に定員オーバーのため、申し込みを締め切ってしまう所も少なくありません。

活動内容はサマーキャンプの主旨や開催地によってそれぞれ異なり、中には精神障害者･身体障害者のためのサマーキャンプも開かれています。ここワシントンD.C.近郊でも数多くのサマーキャンプが企画されています。

文化や言葉の違なる新しい仲間を見つけられるだけでなく、語学力アップにもつながるこのサマーキャンプ。日本の子供たちの新しい夏休みの過ごし方としてもおすすめです。