アメリカ ワシントンD.C. / 待望の「スパイ・ミュージアム」完成!!
掲載日時:2002年08月02日
情報提供:株式会社ヴァレンタインツアーズ
FBI本部の裏にひっそりと構えるこの「スパイ・ミュージアム」は、先月末7月19日に「一般の人々の理解を促進しつつ、過去と現在のスパイ活動、人間の計り知れない知能と、世界のスパイ活動のはたす重要な役割について、歴史を織り交ぜながら知ってもらおう」という主旨のもと、開館されました。
建物は1875年のイタリア風建築物で、煉瓦造りの4階建て。
一般のお客様は1階ロビーよりバーコードの整理券($11)にて入場、エレベーターにて3階へ。
ここからツアーがスタートします。館内は、常設展示が計7つのテーマ33部屋で構成されており、3階から1階へと移動しながら見学できるしくみになっています。
展示場の所々には小さなシアターが設けられ、実際にスパイの身に起こった出来事や事件なども分かりやすく解説されています。
3階が見終わったら、階段もしくはエレベーターを使って1階へ、常設展示物の続きからミュージアムショップへとつながっていきます。
4階はミュージアムオフィス、2階は特別展示、イベントスペースとして利用されるため、一般のツアー中には通りません。
またミュージアム内のお洒落なカフェにも話題が集中。朝食、昼食、簡単なスナック用の1階「SPY CITY CAFE」、夕食用には2階「ZOLA」(1階からか階段またはエレベーターにて)をご利用いただけます。
毎日開館時間前から長蛇の列ができるワシントンの新しいミュージアム、お見逃しなく!
それでは皆さんをスパイの世界へご案内。
■ Mission 1 --- 盗聴
〜Shoe with Heel Transmitter〜 靴のかかとに隠された盗聴器
1960年代にソビエト連邦(今のロシア)のKGBが使用したもので、ターゲットとなる人物の靴のかかとに、マイク、送信機、バッテリーをしかけ、その靴を一番身近な人(例えばホテルのメイドやクリーニングを届けるボーイ)がターゲットの人物に履かせる。
その際にかかとの白いピンを抜くことで送信機が作動する仕組みになっている。
ターゲットは「歩くラジオ局」と化し、周り全ての会話がモニターされる。
■ Mission 2 --- 盗撮
〜Coat with Buttonhole Camera〜 コートのボタンは隠しカメラ
1970年代、KGB使用の軽量小型カメラF21は内密な撮影に用いられた。
冬用オーバーコートのボタン中央内側にレンズを仕掛け、ポケット内に隠し持ったリモートシャッターにより撮影が可能。
撮影時のみにレンズが開き、見た目は普通のコートとして着用可能なように、他の全てのボタンも隠しカメラ用のボタンと同じデ
ザインにそろえて作り替えられている。
この「ボタンに隠されたカメラ」非常に効果的であったため、今でもどこかで使用が続行されているという。
■ Mission 3 --- 暗殺
〜Lipstick Pistol〜 死の接吻・口紅のピストル
1950年冷戦時代にKGBにより使用されたもの。4.5mm口径の1発装填型。
口紅に偽装しているピストルのため、簡単にも女性用の小さなハンドバックに収納が可能。
西ベルリン国境越えの検問にて、初めて実物が確認された。
その他にも、特殊なインクで書かれた手紙には、通常のインクで書かれた平凡な文章が並べられているが、ひとたび紫外線の特殊なライトを当てることによって、隠された秘密文書が浮き上がるInvisible Ink(見えないインク)、乗用車のナンバープレートが回転し、次々に異なったナンバーが出現するため、その車を特定することが不可能で、ボンネットには、背後からが銃撃されても、弾丸から身を守るための鉄板が隠されているスパイ車なども展示されています。
また歴史のコーナーには、アメリカ初代大統領ジョージワシントン直筆で当時、スパイネットワークを作ると約束したナザニエル・サケットへの手紙などが保管され、実際にスパイと言う組織が、彼の時代に発足したものと分かる貴重な資料も公開されています。
おみやげのおすすめは。
* Lipstick Pen --- 口紅ピストルのボールペン (値段: $4)
* Top secret --- CIA内で実際に使われていた機密文書をある方法でパック詰めしたもの (値段: $15)
* Undercover Litecube- --- 凍らせて何度でも使える光るアイスキューブ (値段: $4)
* Invisible Ink&Pen --- 書ける見えないインクとペン (値段: $20、別売り $18)
* UV Pocket light--- 見えないインクに当てると読めるようになる紫外線ライト (値段: $35)
■ International Spy Museum
オープン: 月曜日〜日曜日の毎日 10:00〜20:00 (サンクスギビングディ、クリスマス、お正月を除く)
場 所: 800 F street, NW Washington DC
入場料: 大人 US$11、 小人 US$8 (5歳以下のお子様は入場無料)、シニア US$9
建物は1875年のイタリア風建築物で、煉瓦造りの4階建て。
一般のお客様は1階ロビーよりバーコードの整理券($11)にて入場、エレベーターにて3階へ。
ここからツアーがスタートします。館内は、常設展示が計7つのテーマ33部屋で構成されており、3階から1階へと移動しながら見学できるしくみになっています。
展示場の所々には小さなシアターが設けられ、実際にスパイの身に起こった出来事や事件なども分かりやすく解説されています。
3階が見終わったら、階段もしくはエレベーターを使って1階へ、常設展示物の続きからミュージアムショップへとつながっていきます。
4階はミュージアムオフィス、2階は特別展示、イベントスペースとして利用されるため、一般のツアー中には通りません。
またミュージアム内のお洒落なカフェにも話題が集中。朝食、昼食、簡単なスナック用の1階「SPY CITY CAFE」、夕食用には2階「ZOLA」(1階からか階段またはエレベーターにて)をご利用いただけます。
毎日開館時間前から長蛇の列ができるワシントンの新しいミュージアム、お見逃しなく!
それでは皆さんをスパイの世界へご案内。
■ Mission 1 --- 盗聴
〜Shoe with Heel Transmitter〜 靴のかかとに隠された盗聴器
1960年代にソビエト連邦(今のロシア)のKGBが使用したもので、ターゲットとなる人物の靴のかかとに、マイク、送信機、バッテリーをしかけ、その靴を一番身近な人(例えばホテルのメイドやクリーニングを届けるボーイ)がターゲットの人物に履かせる。
その際にかかとの白いピンを抜くことで送信機が作動する仕組みになっている。
ターゲットは「歩くラジオ局」と化し、周り全ての会話がモニターされる。
■ Mission 2 --- 盗撮
〜Coat with Buttonhole Camera〜 コートのボタンは隠しカメラ
1970年代、KGB使用の軽量小型カメラF21は内密な撮影に用いられた。
冬用オーバーコートのボタン中央内側にレンズを仕掛け、ポケット内に隠し持ったリモートシャッターにより撮影が可能。
撮影時のみにレンズが開き、見た目は普通のコートとして着用可能なように、他の全てのボタンも隠しカメラ用のボタンと同じデ
ザインにそろえて作り替えられている。
この「ボタンに隠されたカメラ」非常に効果的であったため、今でもどこかで使用が続行されているという。
■ Mission 3 --- 暗殺
〜Lipstick Pistol〜 死の接吻・口紅のピストル
1950年冷戦時代にKGBにより使用されたもの。4.5mm口径の1発装填型。
口紅に偽装しているピストルのため、簡単にも女性用の小さなハンドバックに収納が可能。
西ベルリン国境越えの検問にて、初めて実物が確認された。
その他にも、特殊なインクで書かれた手紙には、通常のインクで書かれた平凡な文章が並べられているが、ひとたび紫外線の特殊なライトを当てることによって、隠された秘密文書が浮き上がるInvisible Ink(見えないインク)、乗用車のナンバープレートが回転し、次々に異なったナンバーが出現するため、その車を特定することが不可能で、ボンネットには、背後からが銃撃されても、弾丸から身を守るための鉄板が隠されているスパイ車なども展示されています。
また歴史のコーナーには、アメリカ初代大統領ジョージワシントン直筆で当時、スパイネットワークを作ると約束したナザニエル・サケットへの手紙などが保管され、実際にスパイと言う組織が、彼の時代に発足したものと分かる貴重な資料も公開されています。
おみやげのおすすめは。
* Lipstick Pen --- 口紅ピストルのボールペン (値段: $4)
* Top secret --- CIA内で実際に使われていた機密文書をある方法でパック詰めしたもの (値段: $15)
* Undercover Litecube- --- 凍らせて何度でも使える光るアイスキューブ (値段: $4)
* Invisible Ink&Pen --- 書ける見えないインクとペン (値段: $20、別売り $18)
* UV Pocket light--- 見えないインクに当てると読めるようになる紫外線ライト (値段: $35)
■ International Spy Museum
オープン: 月曜日〜日曜日の毎日 10:00〜20:00 (サンクスギビングディ、クリスマス、お正月を除く)
場 所: 800 F street, NW Washington DC
入場料: 大人 US$11、 小人 US$8 (5歳以下のお子様は入場無料)、シニア US$9
- ●外務省提供
- ●観光庁提供
- ●厚生労働省 検疫所情報
- ●国土交通省航空局 提供