昨年9月の同時多発テロ事件以来、ホワイトハウス前のペンシルベニア・アベニューは閉鎖となり、現在も車が通れない状況が続いておりますが、この度、アメリカ連邦政府のデザイン審査委員会は、このペンシルベニア・アベニューを今後も車道としては基本的に閉鎖する考えを述べると共に、それに代わるホワイトハウス前の新遊歩道のデザインが決定した事を発表しました。

発表によると、この計画には約1,000万ドルの予算が組まれています。
そのデザインは、財務省のある15st.から副大統領室が置かれているオールド・エグゼクティブ・オフィスビルのある17st.までのペンシルベニア・アベニュー間を、横3ゾーンに分け、両端2ゾーンは灰色の御影石で舗装された一般車両用のＵターン場に改造。

そして中央部はピンク色(!) の御影石で舗装された縦6列の遊歩道にし、それぞれ木々で隔て、完成後のイメージはスミソニアン博物館群のあるナショナル・モール(The Mall)の雰囲気に似た感にする、というものです。