死者の日におすすめのメキシコ州の「墓地」を３つご紹介いたします。
各家庭のオフレンダ(祭壇)も大変重要ですが、ご先祖様が眠るお墓のお供えもとても重要です。
メキシコの各家庭では、死者の日の数日前から、死者の日にご先祖様をお迎えするために準備をします。
日本のお盆の時のお墓参りに似ていますね。
日本と大きく異なるのは、メキシコではカラフルに彩る点です。
とても印象的なのは、オレンジ色のマリーゴールド(メキシコでは「センパスーチル / Cempasuchill」と呼ばれています)とTerciopeloと呼ばれる濃いピンク色の花でお墓を飾ります。

墓地見学では日中と夜の２回ご覧いただくのがおすすめです。
明るい時間帯は各お墓の凝ったデコレーションがご覧いただけます。
そして夜になると数多くのキャンドルに灯された火の光が神秘的な一面を見せてくれます。

死者の日当日には、家族が集まって各家庭の墓地の周りでキャンドルを灯し、一夜を過ごします。
また、墓地によっては、お墓のデコレーション具合を競うコンテストも開催されています。

下記は、メキシコ国内でも死者の日の様子が大変素敵なことで有名な墓地です。
近年は、多くの観光客が墓地見学に訪れています。

1) San Andres Mixquic
　ミスキックと呼ばれる地域の中心地にあるサン・アンドレス・ミスキック教会の隣にある墓地で
　メキシコ国内でも有名な墓地の一つです。
2) Panteon de Dolores
3) Panteon Frances La Piedad

死者の日は、メキシコの方にとってとても大事な日です。
観光の際は、地元の方々にご配慮をお願いいたします。
また、遅い時間に観光される際には、十分にお気をつけください。