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都市別トラブル事例集

泥棒の上前はねる泥棒や警官

掲載日時:0000年00月00日

情報提供:JNTOサンパウロ事務所

"(1)何でもあり犯罪天国サンパウロ
 慢性的な不況が続き失業者があふれるブラジルでは、貧困が生み出す凶悪犯罪が絶えることないが、何とその犯罪者の上をはねる泥棒や警官が続出している。

以下その最近の事件を紹介すると;

・7月某日、サンパウロ州立銀行から3750万レアル(約26億円)が強奪されたがー容疑者の近親女性2名が誘拐され、身代金130万レアル(9000万円)で釈放されたが、誘拐犯の一人は警察官であり、身代金は明らかに州立銀行から強奪された金で支払われたという。さらには、強奪現場を写したビデオを見た警官が犯人の一人を知っており、警官が犯人を「脅迫」したため、犯人が警察に「訴え」て逮捕された。これを緒に芋づる式に州立銀行強盗犯全員が判明したという。
・刑務所強盗。8月某日サンパウロ州トレメンベー市の刑務所が8人組の強奪団に襲撃され、金庫室にあった服役者の木工、学校修繕などの役務の賃金とするための現金5万レアル(約300万円)が強奪された。
・盗難車盗難.8月某日,サンパウロ州立交通局の車両保管場所の壁を壊し侵入した何者かによって、保管してあった盗難車のオートバイ22台が「盗難」にあった。
 
(2)サンパウロとリオネジャネイロで携帯電話による通訳サービス開始

 このほど、ある日系旅行会社が、リオ・デ・ジャネイロとサンパウロの都市圏で,24時間利用可能の携帯電話を使ってポルトガル語と日本語の通訳及び観光・交通情報を提供する新サービスを開始した。
 たとえば、ホテル,レストラン,タクシーの中などで、ポルトガル語が要求される場合、同社が貸し出しする携帯電話からセンターに電話すると、相手との会話をオペレーターが通訳してくれる。使用料は通訳・情報サービス共に1分当り2,5米ドルで,電話機のレンタル料は1日12米ドルとなっている。 "