ペルー クスコ、マチュピチュ他 / 「大雨」発生の影響−続報4
掲載日時:2010年01月28日
情報提供:株式会社ラティーノ
現在、ペルーに大きな被害をもたらしている「大雨」の影響について、ペルー時間 1月27日現在の状況をお伝えいたします。
現地では、昨日から特に大きな雨は報告されておらず、引き続きヘリでのピストン輸送が行われました。
クスコ県全体では、現時点で約1万人が避難、10人の死者が報告されています。
〔ヘリコプター救出状況〕
* 現地時間 本日(1/27)の昼頃から、ヘリコプター11機を投入し救出作業が行われました。
これにより、病人、子供、女性、男性の順で、計595人が救出されています。
* 現地時間 火曜(1/26)から行われているヘリによる救出作業にて、約1,400人の救出が完了いたしました。
未だ残されている約800人の救出作業は、現地 翌(1/28)早朝から再開する予定です。
尚、 ペルー政府は、救出作業を効率的に行うべく力を尽くしておりますが、ヘリの輸送人数に限りがある事から、時間を要している状況にあります。
* また、歩いてマチュピチュへ向かう「インカ道ハイク〜通常3泊4日のルート」に参加している観光客(約1,300人程度)も順次マチュピチュに到着している事から、今後もマチュピチュからの救出者数は増えるものと思われます。
よって、マチュピチュを訪れている全観光客の救出には、未だ数日を要する見込みです。
〔ウルバンバ(聖なる谷)の状況〕
* 今回の記録的豪雨で最も被害の大きかった「ウルバンバ川」の氾濫により、市街や農地が水浸しになり、これまでに住宅500戸が全半壊しております。
現在もウルバンバ川の水位は下がっておらず、状況が改善する見通しは立っておりません。
* 県では被災・避難者への支援を行っているものの情報が行き届いておらず、被害状況の把握を急いでいます。
* 当地のホテル「San Agustin Urubamba」が、約1ヵ月半の閉鎖を発表いたしました。
* 現在、土砂災害により通行不可となっている箇所は、下記の通りです。 ※運輸省(MTC)道路状況報告より
→ピサック〜ウルバンバ〜オリャンタイタンボ間 --- 1月24日から通行できない状態が続いています。
→ピサック橋(31Km) --- 橋が崩壊いたしました。
現地 1月27日に川の水位が下がった事を確認。 現地明日(1/28)より「復旧作業」が開始される模様です。
現段階では、工事が順調に進めば現地 1月29日の午後には復旧する見込みです。
→カリカント橋(オリャンタイタンボ、91Km) --- 橋が崩壊いたしました。
緊急用の橋をリマで組み立て、陸路でクスコに運んでおります。
現地 今夜(1/27)には到着の予定で、早ければ現地の金曜(1/29)には設置作業が終了し、通行が可能となる予定です。
〔ペルーレイル〕
* 4ヵ所(クスコから78km、79km、82km、102km地点)で発生した土砂災害による影響で、本日現在も運休状態が続いております。
現在のところ復旧の見通しは立っておりませんが、MTC(運輸省)の Cornejo大臣の発表によりますと、82km地点までの復旧作業を優先的に取りかかると発表しています。
〔マチュピチュ村(アグアスカリエンテス)主要ホテル状況〕
* 大きな被害を受けたホテルはありませんが、川沿いに立ち並ぶ Smaq Hotel、Hatuchay Tower、 Inka Terraでは安全確保のため、従業員及び滞在客は村の高台に移動しています。
尚、何れのホテルも、現在営業を休止しております。
〔ペルー国内線〕
* リマ発 クスコ行きのフライトは、通常通り運航しております。
* クスコ発 リマ行きのフライトは、ヘリコプターでの救出作業を優先している事から、多少の遅延等が発生しています。
同地域への訪問を予定しているツアー、また同地域をご旅行予定のお客様は、現地の最新情報をご確認の上、十分にご注意ください。
現地では、昨日から特に大きな雨は報告されておらず、引き続きヘリでのピストン輸送が行われました。
クスコ県全体では、現時点で約1万人が避難、10人の死者が報告されています。
〔ヘリコプター救出状況〕
* 現地時間 本日(1/27)の昼頃から、ヘリコプター11機を投入し救出作業が行われました。
これにより、病人、子供、女性、男性の順で、計595人が救出されています。
* 現地時間 火曜(1/26)から行われているヘリによる救出作業にて、約1,400人の救出が完了いたしました。
未だ残されている約800人の救出作業は、現地 翌(1/28)早朝から再開する予定です。
尚、 ペルー政府は、救出作業を効率的に行うべく力を尽くしておりますが、ヘリの輸送人数に限りがある事から、時間を要している状況にあります。
* また、歩いてマチュピチュへ向かう「インカ道ハイク〜通常3泊4日のルート」に参加している観光客(約1,300人程度)も順次マチュピチュに到着している事から、今後もマチュピチュからの救出者数は増えるものと思われます。
よって、マチュピチュを訪れている全観光客の救出には、未だ数日を要する見込みです。
〔ウルバンバ(聖なる谷)の状況〕
* 今回の記録的豪雨で最も被害の大きかった「ウルバンバ川」の氾濫により、市街や農地が水浸しになり、これまでに住宅500戸が全半壊しております。
現在もウルバンバ川の水位は下がっておらず、状況が改善する見通しは立っておりません。
* 県では被災・避難者への支援を行っているものの情報が行き届いておらず、被害状況の把握を急いでいます。
* 当地のホテル「San Agustin Urubamba」が、約1ヵ月半の閉鎖を発表いたしました。
* 現在、土砂災害により通行不可となっている箇所は、下記の通りです。 ※運輸省(MTC)道路状況報告より
→ピサック〜ウルバンバ〜オリャンタイタンボ間 --- 1月24日から通行できない状態が続いています。
→ピサック橋(31Km) --- 橋が崩壊いたしました。
現地 1月27日に川の水位が下がった事を確認。 現地明日(1/28)より「復旧作業」が開始される模様です。
現段階では、工事が順調に進めば現地 1月29日の午後には復旧する見込みです。
→カリカント橋(オリャンタイタンボ、91Km) --- 橋が崩壊いたしました。
緊急用の橋をリマで組み立て、陸路でクスコに運んでおります。
現地 今夜(1/27)には到着の予定で、早ければ現地の金曜(1/29)には設置作業が終了し、通行が可能となる予定です。
〔ペルーレイル〕
* 4ヵ所(クスコから78km、79km、82km、102km地点)で発生した土砂災害による影響で、本日現在も運休状態が続いております。
現在のところ復旧の見通しは立っておりませんが、MTC(運輸省)の Cornejo大臣の発表によりますと、82km地点までの復旧作業を優先的に取りかかると発表しています。
〔マチュピチュ村(アグアスカリエンテス)主要ホテル状況〕
* 大きな被害を受けたホテルはありませんが、川沿いに立ち並ぶ Smaq Hotel、Hatuchay Tower、 Inka Terraでは安全確保のため、従業員及び滞在客は村の高台に移動しています。
尚、何れのホテルも、現在営業を休止しております。
〔ペルー国内線〕
* リマ発 クスコ行きのフライトは、通常通り運航しております。
* クスコ発 リマ行きのフライトは、ヘリコプターでの救出作業を優先している事から、多少の遅延等が発生しています。
同地域への訪問を予定しているツアー、また同地域をご旅行予定のお客様は、現地の最新情報をご確認の上、十分にご注意ください。
- ●外務省提供
- ●観光庁提供
- ●厚生労働省 検疫所情報
- ●国土交通省航空局 提供