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ペルー / 「非常事態宣言」発出に伴う影響-続報

掲載日時:2022年12月22日

情報提供:株式会社ラティーノ

「非常事態宣言」が発出されておりますペルーの最新状況について、以下にお知らせいたします。

現地報道によりますとペルー国会での審議により、2024年4月に再選挙実施が可決されました。これを受け、デモ抗議活動が落ち着く方向へ向かっていくと予想されております。
実際、クスコの市民団体は、クリスマス・年末年始の間はデモ抗議活動を行わないと発表しております。

先日のデモ隊と軍隊の衝突により死傷者が発生、また暴動が発生した事案に関連し、政治的責任のあるアングロ首相が辞任し、ボルアルテ大統領が新たにオラトラ首相を
任命しております。
なお、5日間の夜間通行禁止令は、現地時間本日2022年12月21日(水)に終了しました。

■ 現地の状況
◎ 空港
リマ空港、クスコ空港、プーノのフリアカ空港、いずれも通常通りフライトの運航が再開しております。
ただし、引き続き空港内に入れるのは搭乗者のみとなっております。

※リマ国際空港 https://www.lima-airport.com/en/pasajeros/vuelos?q=juliaca&adi=departures

◎ 道路
リマ、ナスカ地上絵、クスコ、ウルバンバ、チチカカ湖など、多くの道路で清掃作業が終わり、通行が再開されております。

◎ 鉄道
列車は、ほぼ通常どおり運行しております。
高級列車 ベルモンド・ハイラムビンガム号も2023年1月04日より運行を再開する予定です。

※ペルーレイル
 https://www.perurail.com/news/regarding-hiram-bingham-operation-a-belmond-train-machu-picchu/

◎ 観光
ペルー観光庁の情報によりますと、先週のデモ抗議の影響でストップした観光産業の復活が最も重要であり、早急にイメージ回復キャンペーンなどを企画し、需要回復に向けた取り組みを行うとしております。

また経済的に大きな打撃を受けた伝統工芸者、土産物店、民芸品店などの救済を目的とした各種イベント、マーケットを以下のとおり実施いたします。

* 12月23日 10:00〜20:00 --- リマ・ルリン・カスティージャ広場 にて
* 12月24日 10:00〜20:00 --- リマ・チョシカ・マヨール広場 にて

リマの他、クスコやフニン、ピウラなどでも各種イベントが実施されます。

また、現地時間本日12月21日(水)より、マチュピチュ遺跡などが再開しました。
なお、遺跡への入場券は完売が続いております。
* 12月22日、23日、24日 --- 残りわずか
* 上記以外は完売

1月01日〜05日までのチケット販売は12日22日から、
1月06日以降のチケットは1月03日より販売、
2月以降は1月09日より順次販売されます。

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「非常事態宣言」は30日間となっておりますが、短縮・延長する可能性もあります。
新たな情報が入り次第、ご案内いたしますが、現在ペルーにご滞在中の方、またこれからペルーへのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。