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オーストリア ザルツブルク / 故郷・ザルツブルクも熱狂! 半世紀に一度の大イベント「モーツァルト・イヤー」

掲載日時:2006年02月07日

情報提供:オーストリア政府観光局

年が明け、世界中のクラシック音楽ファンが待ちに待った2006年がやってきました。
歴史上で最も有名なオーストリア人、モーツァルトの生誕250周年にあたる記念すべき年「モーツァルト・イヤー2006」の幕開けです。
オーストリアだけでなく、世界各国で記念イベントや公演が行われる2006年ですが、やはり注目すべきはウィーン、そしてモーツァルトの生誕地・ザルツブルク。ザルツブルクでは、この年に合わせていろいろなスポットが新規、あるいはリニューアルオープンします。

まずは、モーツァルト広場1番地にある大司教の新宮殿に建設中の「ザルツブルク博物館」。いよいよ「モーツァルト・イヤー2006」初日の1月27日にお披露目されます。
こけら落としには、特別展「ビバ・モーツァルト」が開催。又、出し入れ可能な屋根が取り付けられた中庭は、特別展や各種イベントが催される、楽しみなスペース。
屋根があるため天候に左右されないので、天気が良くないときの観光スポットとしても人気を集めそうです。

1767年にモーツァルトの幕間劇「アポロとヒアキントス」が初演されたザルツブルク大学の大講堂も、このほど観客席のリニューアルが終わり、舞台がさらに見やすくなりました。1月27日には、ゆかりの「アポロとヒアキントス」を上演、感動をさらに盛り上げます。

160年以上の歴史を持ち、音楽家養成の名門として世界的に有名な「モーツァルテウム付属大学」も2年にわたり改修工事が行われていましたが、この夏にはすべての工程が終了。美しいミラベル広場の景観の一部として復帰します。10月には3日間にわたる記念行事も開催され、モーツァルト・ファンの興味を誘っています。また、このころのミラベル広場の隣には、新しいコンサートホールが誕生します。ホールの回廊から眺めるザルツブルク市街のパノラマは、新たなビュースポットとして期待大です。

市民に親しまれていた「祝祭典小劇場」は、観客席の幅がさらにワイドになり、席数も270席増の1650席(最大時)となりました。名称も「モーツァルト・ハウス」と新たになり、今年7月23日にオープンします。
ほか、ムジクム・ザルツブルクの「音楽の家」や、フェスティバル地区の「マックス・ラインハルト広場」もリニューアル中の衣を脱ぎ捨て、新しいいでたちを見せてくれる予定です。

又、ザルツブルクでは建物やホールだけでなく、楽しいイベントもめじろ押し。モーツァルトにまつわるアクティビティーも豊富で、モーツァルトの足跡を訪ねるサイクリングツアーや、ザルツブルク郊外にあり、彼にゆかりの深いサンクト・ギルゲンへ足を延ばすパッケージ・ツアーなど、数えきれないほどのメニューがあります。

半世紀に1度のスペシャルな年を迎えるザルツブルクは、いつも以上に活気があふれ、これまでになかった新しい魅力に出会えそうです。