---

【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 西ヨーロッパ

ザルツブルク [ Salzburg ]

オーストリア [ Republic of Austria ]オーストリアの国旗

都市別渡航先速報

オーストリア / 「新型コロナウィルス」の状況に関する情報

掲載日時:2020年07月17日

情報提供:オーストリア政府観光局

新型コロナの規制緩和により、5月中旬以降オーストリアでは外食、宿泊、レジャー活動が徐々に再開されています。お客様もお客様を迎えるホストも、注意と責任を持った上でお互い会うことができます。
現在、日本からはまだオーストリアに旅行に行くことはできませんが、オーストリアの現状と、オーストリアで休暇を過ごすための最も重要な事項をお知らせします。

※注意
 以下の情報は細心の注意を払って調査されています。
 ただし、正確性を保証するものではありません

■ 国境開放と入国
◎ オーストリアへの入国
オーストリアの国境は開放されました。イギリス、スウェーデン、ポルトガルを除くすべてのEU諸国に対して、再び自由に旅行することができるようになりました。これらの国からオーストリアに入国する際、以前の14日間の検疫、またはCOVID-19テストに関する制限はありません。

この新しい規制は上記の国々に定住所を持つか、常に滞在する人とオーストリア国民にのみ適用されます。また、過去14日間にオーストリア以外の国、または上記の近隣諸国以外の国に行ったことがないことも前提条件です。

注意)
 オーストリアの規制だけでなく、自国の規制にも注意してください。
 出国、必要に応じたトランジット、帰国の際の規定については、自国の担当部署に
 問い合せてください。
 → 詳細: https://www.bmi.gv.at/news.aspx?id=667A594549422F325472633D

◎ 現在のオーストリアへの入国要件
第三国の国民はシェンゲン圏に空路で立ち入ることが禁止されています。
シェンゲン圏から飛行機で到着する第三国国民は、健康診断書を提示するか、14日間の検疫を完了する必要があります。入国におけるCOVID-19テスト(PCR検査)、または隔離措置は、次のヨーロッパの国々からの旅行者には適用されません。

ベルギー、ドイツ、デンマーク(フェロー諸島を含む)、エストニア、フィンランド、フランス、ギリシャ、アイスランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、スイス、スロヴァキア、スロヴェニア、スペイン、チェコ共和国、ハンガリー、クロアチア、アイルランド、キプロス、アンドラ、モナコ、サンマリノ、バチカン市国 。

立ち寄りのないトランジットの旅行者にはPCR検査は、通常必要ありません。
※入国要件の詳細とトランジット・入国申請書は、下記よりダウンロードいただけます。
 → 詳細: https://www.bmk.gv.at/en/service/entry-requirements.html

7月4日に欧州連合(EU)が域外からの渡航を段階的に受け入れることを発表しましたが、EU内の国々によって対応が違います。入国を許可する第1弾のグループとして日本も入っていますが、オーストリアは現在なお日本からの入国を認めていません。
同規定は9月30日までですが、変更、延長される場合があります。
詳しくは在日オーストリア大使館のサイトをご覧ください。
 → 詳細: https://www.bmeia.gv.at/ja/oeb-tokio/

■ 空路と列車
◎ 空路
ウィーン空港、ザルツブルク空港、インスブルック空港など、オーストリアの各空港ではフライト数が制限されています。オーストリア航空は運航を再開しています。
予定しているフライトの状況は、各航空会社にお問い合わせください。
〔フライト情報〕
 ウィーン空港 https://www.viennaairport.com/en/passengers
 ザルツブルク空港 https://www.salzburg-airport.com/en/
 インスブルック空港 https://www.innsbruck-airport.com/en
 オーストリア航空 https://www.austrian.com/

暫定的に7月31日まで、エジプト、アルバニア、ボスニアヘルツェゴビナ、ブルガリア、イラン、コソボ、モルドバ、モンテネグロ、北マケドニア、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、スウェーデン、セルビア、ウクライナ、イギリス、中国、ベラルーシからのフライトは着陸禁止です。
 → 詳細: https://www.bmk.gv.at/en/service/entry-requirements.html

大事なお知らせ:
ウィーン空港では有料でPCR検査を実施することができます。結果は約3時間以内に入手可能で、事前申し込みが必要です。 COVID-19検査についてはこちら。

★ 大事なお知らせ:
 ウィーン空港では有料でPCR検査を実施することができます。
 結果は約3時間以内に入手可能で、事前申し込みが必要です。
 → 詳細: https://www.viennaairport.com/coronatest

◎ 列車
オーストリアと近隣諸国を結ぶ長距離列車は再開されています。
最新の情報は、オーストリア連邦鉄道のウェブサイトで確認できます。
 → 詳細: https://www.oebb.at/en/

■ 健康と安全
最近のさらなる緩和以降、店や飲食店に入る際にマスクを着用する必要がなくなりました。
ただし、オーバーエステライヒ州とケルンテン州のように、マスクの着用が再び義務付けられている地域があります。
オーストリア全国で、タクシーやロープウェー、公共交通機関で最短距離1mを維持できない場合、および医療部門では、マスクを着用しています。

★ すべての人に適用される5つのルール
1. ソーシャルディスタンス
 知らない人とは少なくとも1メートルの距離を保つ
2. 挨拶の仕方
 挨拶するときは、握手やハグを避ける
3. マスク着用
 マスクや、それに相当する口と鼻を覆うものを着用しなければならない場所と時期に
 常に留意する
4. 衛生対策
 1日数回、少なくとも30秒間手を洗う
5. 健康
 咳やくしゃみが出そうになったら腕や袖、またはハンカチで口と鼻を覆う

◎ 安全なおもてなし
宿泊施設、飲食店、リクリエーション施設における保護対策に関するすべての情報は、「安全なホスピタリティ・サイト」で確認できます。

観光およびレジャー部門では、6月15日以降さらに緩和されました。
飲食業は、午前6時から午前1時まで営業することができます。
これは、宿泊施設の飲食施設にも適用されます。また、同じ世帯でなくとも人々はテーブルに一緒に座ることができるようになりました。そのためグループ予約も可能です。
その他、観光業の従業員には定期的に感染テスト(PCR)も行われます。
 → 詳細: https://www.sichere-gastfreundschaft.at/

■ 移動手段
◎ 列車移動 --- 可能
 OBBは通常の運転を再開しました。
 ローカル線および長距離列車の運行に制限はありません。
◎ カーシェアリング / レンタカー --- 可能
 衛生対策については、各レンタカー会社に確認してください。
 使用後は手を洗って消毒してください。
◎ 団体旅行
 バス観光/グループツアーに人数制限はありませんが、マスクの着用が必須です。

■ グルメ
5月15日から飲食店、宿泊施設、パブ、アイスクリームパーラーが再開しました。

* 席の予約
 レストランに行く前に、席を予約しましょう。
* ソーシャル・ディスタンス
 人との距離は1m以上保ちましょう。7月1日から従業員のマスクは不要になりました。
* レストランでのグループ対応
 6月15日以降は世帯が違う人とも同じテーブルに着くことができるようになりました。
* ホテルのレストラン
 5月15日以降、ホテルはレストランエリアをゲストに開放しています。
* アイスクリーム・パーラー
 いつも列をなす人気です。並ぶときは前の人と1m以上開けて待ちましょう。
* ビュッフェ
 特別な衛生上の予防措置が取られている場合、セルフサービスは原則的に許可されています。
* レストランでの支払い
 できるだけ非接触で支払い、クレジットカードなどでお勘定をしましょう。
* ナイトクラブ
 ソーシャル・ディスタンシングについては、レストランと同じ規則が適用されます。
 最小距離を保ちましょう。 閉店: 午前1時
* 席の予約席の予約
 レストランに行く前に、席を予約しましょう。

■ 宿泊施設
宿泊施設のスタッフは、7月1日よりマスクは不要となりました。

■ レジャー施設と観光スポット
博物館、レジャー施設や観光スポットはオープンしています。
屋内スイミングプールと屋外プールも同様です。

■ 屋内&屋外イベント
7月1日から屋内イベントで最大250人、屋外イベントで最大500人で実施しています。
8月1日から最大500人の屋内イベントと最大750人の屋外イベントが許可されます。
特定の条件を満たし、官庁の承認があれば、より多くの参加者が集まるイベントも開催されることがあります。
予定されているイベントが開催されるかどうかは、各主催者にお問い合わせください。