ドイツ ベルリン / ベルリンの「モダン住宅団地」が新たにユネスコに登録
掲載日時:2008年07月11日
情報提供:ドイツ観光局
2008年7月02日〜10日の期間、カナダのケベック・シティにて行われておりましたユネスコ世界遺産会議にて、「ベルリンのモダン・ジードルング」(住宅団地)の登録が決定しました。
今回新たにユネスコ世界遺産に登録された「ベルリンのモダン・ジードルング」は、以下の6ヵ所です。
* ファルケンベルク庭園街 (トレプトウ地区)
* シラーパーク・ジードルング (ヴェッディング地区)
* ブリッツ・ジードルング (ノイケルン地区)
* カール・レギエン住宅街 (プレンツラウアーベルク地区)
* ヴァイセ・シュタット (レイニッケンドルフ地区)
* ジーメンス・ジードルング (シャルロッテンブルク地区、シュパンダウ地区)
これらは全て1913年から1934年にかけて建設された住宅団地で、第一次世界大戦からヒトラーのドイツ国家元首就任の時期に起こった住宅不足に対する対策として、都市計画化であり建築家のブルーノ・タウトや、バウハウスの初代校長ヴァルター・グロピウスなどが携わりました。
そのコンセプトはキッチン、バス、バルコニーが付き、庭はありませんが十分に外気や光が取り入れられ、機能的かつ実用的な間取りでしかも割安な住宅というものです。
そんな機能美を追求したジードルング建築は、その後の社会主義的住宅建築や都市景観に多大な影響を与え、今日では、シンプルなデザイン建築として高く評価されています。
ベルリンには他に、1999年にユネスコ世界遺産に登録された「博物館島」もあります。
これにより、ドイツにおけるユネスコ世界遺産の登録数は33個となり、イタリア、スペイン、中国に続き世界第4位を誇ります。
(写真: 馬轍の形に設計されたブリッツ・ジードルング)
今回新たにユネスコ世界遺産に登録された「ベルリンのモダン・ジードルング」は、以下の6ヵ所です。
* ファルケンベルク庭園街 (トレプトウ地区)
* シラーパーク・ジードルング (ヴェッディング地区)
* ブリッツ・ジードルング (ノイケルン地区)
* カール・レギエン住宅街 (プレンツラウアーベルク地区)
* ヴァイセ・シュタット (レイニッケンドルフ地区)
* ジーメンス・ジードルング (シャルロッテンブルク地区、シュパンダウ地区)
これらは全て1913年から1934年にかけて建設された住宅団地で、第一次世界大戦からヒトラーのドイツ国家元首就任の時期に起こった住宅不足に対する対策として、都市計画化であり建築家のブルーノ・タウトや、バウハウスの初代校長ヴァルター・グロピウスなどが携わりました。
そのコンセプトはキッチン、バス、バルコニーが付き、庭はありませんが十分に外気や光が取り入れられ、機能的かつ実用的な間取りでしかも割安な住宅というものです。
そんな機能美を追求したジードルング建築は、その後の社会主義的住宅建築や都市景観に多大な影響を与え、今日では、シンプルなデザイン建築として高く評価されています。
ベルリンには他に、1999年にユネスコ世界遺産に登録された「博物館島」もあります。
これにより、ドイツにおけるユネスコ世界遺産の登録数は33個となり、イタリア、スペイン、中国に続き世界第4位を誇ります。
(写真: 馬轍の形に設計されたブリッツ・ジードルング)
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