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ドイツ ミュンヘン / 冬のミュンヘンの楽しみ、美術館博物館巡り

掲載日時:2011年12月27日

情報提供:ドイツ観光局

ミュンヘンのクリスマスマーケットも12月24日の14:00で閉まり、街は少し静かになります。12月31日大晦日はカウントダウンのパーティで思いっきり騒ぎ、至る所で花火の音が聞こえます。新年に向けてジルベスター演奏会、ホテルやビアホールのパーティ、野外の花火があります。

冬のミュンヘンの楽しみのひとつに美術館博物館巡りがあります。ゆったりと見学でき、厳冬の寒さも関係なし。ピナコテーク絵画館など多くの美術館は日曜が無料となります。ミュンヘンには46の施設があり、とてもすべて回れません。
市中心部(中央駅から地下鉄で1〜2駅)のルートを紹介しましょう。ほとんどが月曜と祭日が休館です。

スタートは地下鉄ケーニッヒ広場駅。ケーニッヒ広場にはギリシャ・ローマ古典古代に関連する彫刻の「グリプトテク美術館」とBC300〜AC400年の美術品を展示する「州立古典古代美術館」があります。この広場にはカンディンスキー、マルク、クレーなど青騎士派の作品を収蔵する有名な「レンバッハハウス美術館」もあります。トスカナのヴィラ風の建物は修復のため2013年まで閉館していますが、同美術館に属するモダンな展示場クンストバウは開館しています。

バーラー通りを行くと世界的な美術館地区があり、4つの世界的な美術館ピナコテークがあります。
「アルテ・ピナコテーク」はティツィアン、ルーベンス、レンブラント、デューラーなど14〜18世紀の傑作絵画700点を誇るドイツ屈指の美術館。
その向かいは「ノイエ・ピナコテーク」は18世紀後半〜20世紀初頭のドイツロマン主義(フリードリッヒ)、印象派(ルノアール、マネ)などを展示しています。
「ピナコテーク・デア・モデルネ」は、現代美術、グラフィック、デザインを展示する世界最大級の現代アート美術館で、年100万人が訪れる人気スポット。
すぐそばにサイ・トォンボリ、アンディ・ウォーホル、ヨーゼフ・ボイスなど700点を収集する2009年に開館した最新の「ブラントホルスト美術館」があります。

市中心部の市民の憩いの公園ホーフガルテン(アーケード建物にドイツ演劇博物館)、名所のテアティーナー教会、記念堂フェルトヘルンハレからプリンツレゲンテン通りを行くと、世界的な美術展示会場「ハウス・デア・クンスト」、近くに「州立考古学博物館」(ローマ時代からカール大帝まで)、そして「バイエルン国立博物館」と続きます。バイエルンと南独の文化・美術工芸・民俗を扱っています。
イザール川を渡る手前にシュピッツヴェークなど19世紀のドイツ絵画を収集する「シャック美術館」があり、川を渡ると丘の上に平和の天使の塔が見えます。

美術館巡りの終点は「ヴィラ・シュトゥック」。画家シュトゥックのヴィラの家具調度やユーゲントシュティール作品が見どころです。近くの地下鉄駅からドイツ博物館でもBMWワールドでも数駅で行くことができます。


※ミュンヘン市観光案内所
 中央駅: 毎日営業、ただし12月25日、1月01日は休業
 市庁舎: 毎日営業 ただし1月01日・06日、2月19日・21日は休業

※ミュンヘン観光はコチラ
 URL http://www.germany.travel/jp/towns-cities-culture/towns-cities/munich.html (日本語)
※ミュンヘン観光局ホームページ
 URL http://www.muenchen.de/int/jp/Info/19/index.html (日本語)
※バイエルン風レストラン一覧
 URL http://www.muenchen.de/essen-trinken/gaststaetten-bayrisch-tipps.html (ドイツ語のみ)