２０１１年は自動車か誕生してちょうど１２５年に当たります。
自動車王国ドイツには、２００以上の自動車博物館があり、ベンツ博物館や自動車工場見学に日本からも多くの旅行者が訪れています。

バーデン・ヴュルテンベルク州の州都は、ベンツやポルシェの故郷であるシュトゥットガルト市ですが、２０１１年に自動車生誕１２５年を記念して「オートモビルサマー２０１１」と名付けた１２５日間の記念行事を州行事として展開します。

この州のカールスルーエ生まれたカール・ベンツは自動車を発明し、１８８６年１月２５日に同州のマンハイムで世界初の特許を受けました。
時を同じくして、シュトゥットガルト生まれのゴットリープ・ダイムラーも自動車を発明したのです。ベンツの妻 ベルタは、この州のマンハイムからプフォルツハイムまで車を走らせ、世界初のこの長距離運転は車社会の始まりと言われます。ルートはベルタ・ベンツ記念ルートと呼ばれ、クラシックカーラリーなどが催されます。
２０１１年の記念の年に車の故郷を訪れてみましょう。

■「オートモビルサマー２０１１」ハイライト (2011年)
* ５月０７〜０８日 (於: シュトゥットガルト)
　オープニングイベント
* ５月０７〜０８日
　開幕式とオープンエア・カーショー(市内中心部1.1kmにわたり車の展示)
* ５月０６〜０８日
　２日間記念ラリー(黒い森やベンツ、ダイムラー縁の地を巡る)
　※記念ラリーイベント詳細
　　URL　http://news.germany.travel/ff/ch.php?cmd=go1353881797&vas=38877362 (ドイツ語)
* ６月１７〜１９日 (於: カールスルーエ)
　２０１１年に車の技術と文化をテーマに、１００以上のイベントを開催。
　ハイライトはＺＫＭアート・メディアテクノロジーセンターにおける「カー・カルチャー」展示。
* ６月２４〜２６日 (於: プフォルツハイム)
　市の祭りが自動車の祭りに。
　シュヴェッツィンゲンとプフォルツハイム間 ベルタ・ベンツ記念ラリーと国際クラシックカー・ラリー。
* ９月１０〜１１日 (於: マンハイム)
　閉幕イベント。
　ハイライトはマルチメディアイベントのアウト・シンフォニック。(南西ドイツ交響楽団等出演)

※詳細
* オートモビルサマーのホームページ
　URL　http://www.automobilsommer2011.de/ (ドイツ語、英語他)
* ドイツ観光局「自動車誕生１２５周年」
　URL　http://www.visit-germany.jp/downloads/24_26_Garmany.pdf (PDFファイル)