オーストラリアのクイーンズランド州北部を襲ったサイクロン「ヤシ」(YASI) 発生後のケアンズの状況を以下にお知らせいたします。

今回のサイクロンはケアンズを直撃しなかったこともあり、最悪の事態にはいたりませんでした。
現在市内では、復旧作業が行われておりますが、まだまだ木が倒れていたり、ヤシの葉が散らばっていたりと、被害の影響を物語っています。
エスプラナード周辺も清掃が終わっておらず、まだ木々が散らかっている状態です。

幸いにも電力は回復しておりますので、信号は正常に動き、特に閉鎖されている道路は内容です。
市内のレストラン、お土産屋さん、スーパーなども、徐々にオープンし始めております。ただ物流が止まっていた事もあり、スーパーには品物がほとんどありません。

アトラクションなども徐々に復活しておりますが、「ジャプカイ・アボリジニ・カルチャーパーク」は、園内各施設の復旧作業のため、２０１１年２月１５日(火)までクローズ、１６日(水)に再オープンする予定です。

現在も清掃＆復旧作業は行われているものの、とりあえず徐々に通常の生活に戻りつつあります。
尚、現在、チャイニーズニューイヤーの時期にあたるため、街には多くのバスとたくさんの中国人観光客を目にしましたが、特に問題はないようでした。
以上、現在の状況をお知らせいたします。


尚、以下に、ケアンズ周辺(エスプラネード、トリニティーワーフ)の本日(2/07)現在の様子を、写真にてご案内いたします。
強風により、木の倒壊、停電はございますが、当初予想されたよりは少ない被害で済んでおります。