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オーストラリア メルボルン / 「新型コロナウイルス」に関する最新情報

掲載日時:2021年09月06日

情報提供:株式会社トランスオービット

メルボルンにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報をお知らせいたします。

■ ビクトリア州の新型コロナ感染状況
1. ビクトリア州政府は、1回目のワクチン接種率が70%に達すると予想される2021年9月23日以降の外出制限措置緩和計画を発表しました。
 なお、それまでは外出理由はこれまで通り食料や物資の買い出し、許可された職業の勤務や就学、介護、運動、ワクチン接種の5つに限られ、マスクの着用などその他の制限についても以下を除き従来通りです。

1) 2021年9月02日 23:59より、12歳以下の公園の遊戯設備の使用が可能となります。
 12歳以下の子どもとその保護者1名のみが利用でき、保護者は飲食等でマスクを外すことは不可。
 また、チェックイン用のQRコードが設置されます。
2) 同日より、保護者が許可された職業の労働者である場合に限り、ベビーシッターなどの
 ホームケアの対象が学齢期の子供に拡大されます。

2. 1回目のワクチン接種率が70%に達した場合の9月23日(予定)からの主な緩和内容は以下の通りです。
1) 外出可能範囲が自宅より半径5km圏内から10km圏内に拡大され、
 運動や買い物ができるようになります。
2) 1日の運動時間が1時間延長され3時間までとなります。
3) 屋外でのパーソナルトレーニングは、トレーナー及び2名までが可能になります。
4) 屋外にある共同のジム設備やスケートパークが再開されます。

3. 9月07日(火)〜9月17日(金)まで、12年生が確実に試験に臨めるように、
 優先的にワクチン接種を実施します。9月06日(月)から優先予約が開始されます。
 予約なしではワクチン接種できませんのでご注意ください。

4. ビクトリア州政府はワクチン接種の予約を推奨しています。
まだワクチン接種を受けていない方は、ビクトリア州ワクチンセンターの予約システムを利用するか、一般診療所や近くの薬局で予約してください。
ご質問やご不明な点は、開業医、薬剤師、または州政府の専門家にご相談ください。
 → コロナウイルス・ホットライン: 1800−675−398

ビクトリア州のワクチン接種センターの場所や営業時間などの詳細は以下のサイトをご覧ください。
 → ビクトリア州ワクチンセンター: https://www.coronavirus.vic.gov.au/vaccination-centres

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■ 行動制限 (ビクトリア州全域)
各種変更は、自宅から外出し、ビクトリア州内を移動する人数を減らすことで、新型コロナウイルスの感染拡大を遅らせるために導入されました。

外出禁止令は現在、メルボルン都市圏も対象になりました。
21:00〜翌午前05:00まで、以下の限られた理由を除き、自宅(または親密なパートナーもしくはシングルソーシャルバブルの相手の自宅)からの外出は禁止されています。
・必須と認可された仕事への出勤
・医療上の理由
・子どもまたは特別なニーズがある人の世話、介護や養護
・緊急時、または危害からの避難

ビクトリア州地方部は、夜間外出禁止令の適用対象外です。
許可された理由があるためビクトリア州地方部からメルボルン都市圏へ移動する場合、メルボルン都市圏に滞在している間は夜間外出禁止令に従う必要があります。

以下の5つの正当な理由以外で自宅から外出することは認められていません。
(メルボルン都市圏では、以下の5つの正当な理由に該当しない場合、夜間外出禁止令対象外の時間であっても外出できません。)
・生活必需品の購入および必須サービスの利用のため
・診療などの医療・介護・養護、または新型コロナウイルス感染検査を受けるため
・エクササイズのため (1日1回2時間まで)
・許可された仕事(許可証の携帯が必要)と許可された登校のため
・コロナウイルスのワクチン接種のため

自宅への訪問者の受け入れまたは他の人の自宅への訪問は禁止されています。
ただし、医療・介護・養護、人道的配慮などの理由がある場合は除きます。
親密な関係にあるパートナーがいる場合、その方は相手の自宅を訪問することができます。
また、シングルソーシャルバブルの対象に指定されている方も相手の自宅を訪問することができます。
家庭内暴力のリスクがある場合など、緊急時には自宅からの外出が許可されています。
屋内でも屋内でも、自宅外では常にマスクを着用してください。
飲食(アルコール飲料以外)や医薬品の摂取時には、公共の場所でマスクを外してもかまいません。

◎ 自宅から5kmを超える外出の禁止
・エクササイズと生活必需品購入のための自宅からの外出は、5km以内に限定されます。
・自宅から5km以内の店舗で必要な品物を購入できない場合、5kmを超えているものの、
 自宅から最も近い店舗に出向くことが許可されます。
・エクササイズについては、屋外で1日当たり2時間まで、同居の方1人またはその他の方
 1人と一緒に行うことが、外出時の移動範囲が各自の自宅から5kmを超えない場合にのみ
 許可されています。
・新型コロナウイルスワクチン接種、医療・介護・養護、または認可された仕事の実施や
 許可された学習などの場合、自宅から5kmを超える移動が許可されます。
・ロックダウン開始時点(8月12日 木曜 23:59)で主な生活の本拠地以外に所在していた場合、
 可能であれば、ロックダウンの期間中、その場所から移動しないようにしてください。
・夜間外出禁止令の発令中に、生活必需品の入手や必須サービスの利用のために外出することは
 できません。ただし、医療上の目的がある場合、または認可された仕事に通勤する場合は除きます。

◎ 他の人との交流
・一人暮らしの方や、ひとり親の方は、「シングルソーシャルバブル」を作るために、
 交流を持てる相手を一人指定することができます。
・バブルの対象になった方は、相手の自宅を訪問することができます。
・家族と暮らす方やシェアハウスで暮らす方をバブルの対象に選ぶことができます。
 また、その人の自宅を訪問することができますが、自宅に他の人がいる時の訪問は
 禁止されています。
・親密な関係にあるパートナーがいる場合、その方は相手の自宅を訪問することができます。
 親密な関係にあるパートナーがいる場合、シングルソーシャルバブルの対象者を
 指定することはできません。
・夜間外出禁止令の実行中、親密なパートナーやシングルソーシャルバブルに指定した
 交流相手の自宅に滞在することは、夜間外出禁止令の開始時点でその自宅に既に到着・
 滞在していた場合のみ認められています。

◎ エクササイズ
・屋外の公園と屋外スケートパークは閉鎖され、屋外設置のジム器具はすべて使用禁止です。
・自分以外の別の人1名、およびその子どもと一緒にエクササイズを行うことは、
 自分と相手それぞれの自宅から5km以内の場所であれば認められています。
・夜間外出禁止令の実行中は、エクササイズのために自宅から外出することはできません。

◎ 医療
・医療を受ける場合、または子どもや特別なニーズがある人を世話、介護、養護する必要が
 ある場合は、夜間外出禁止令が実行中でも自宅から外出することが認められています。
・緊急時、または緊急の医療ケアを受けるための自宅からの外出は認められています。

◎ 仕事と教育
・必須業務と認可されたプロバイダーまたはワーカーのリストはオンラインで入手可能です。
・エッセンシャルワークに従事していると認められた人は、通勤時には常に雇用主からの
 認定を受けた許可証の携行が必須となります。
・許可証を携行するエッセンシャルワークと認められた仕事に従事している方は、
 外出禁止令の実行中、通勤することができます。
 エッセンシャルワークと認められた仕事への通勤時には、常に許可証と写真付きの
 身分証明書を携行する必要があります。
・在宅勤務が不可能である、エッセンシャルワークと認められた仕事に就いている方を除き、
 在宅勤務が義務付けられています。在宅勤務が可能ならば、必ず在宅勤務してください。
・TAFEおよび大学の授業は自宅で受けてください。
・学校はすべて休校となりますが、虐待・家庭内暴力などにさらされている子ども、
 およびエッセンシャルワークと認められた仕事に就いている人の子どもは登校・登園が
 認められています。
 授業はオンラインによるリモート授業または自宅学習用教材を配布して継続されます。
・幼稚園/保育所、幼児教育施設は、虐待・家庭内暴力などにさらされている子ども、
 およびエッセンシャルワークと認められた仕事に就いている人の子どものみ登園できます。
 エッセンシャルワーカーであることを証明する許可証がなければ、幼稚園/保育所、
 幼児教育施設を利用することはできません。
・虐待・家庭内暴力などにさらされている子どもについては、許可証がなくても幼稚園/保育所、
 幼児教育施設を利用できます。
・エッセンシャルワーカーの方が幼稚園/保育所、幼児教育施設を利用したい場合、
 2021年8月23日(月) 23:59まで許可証を取得することができます。
・5km距離制限は通勤には適用されません。

◎ 商業・コミュニティ活動と施設
・レストランとカフェは、テイクアウェイとデリバリーのみ許可されます。
・パブ、バー、クラブは閉鎖されます。ただし、食品またはアルコールの持ち帰り用の提供は
 許可されます。
・生活必需品を販売する小売店(スーパーマーケットや薬局など)は通常通り営業しますが、
 それ以外の小売店は宅配または「クリックアンドコレクト(オンライン購入物の店舗受け取り)」
 のみ認められます。
・美容およびパーソナルケアサービスは閉鎖されます。
・コミュニティ施設や娯楽施設、スイミングプールやスポーツセンターは閉鎖されます。
・図書館は「クリックアンドコレクト」のみ利用できます。
・結婚式は許可されません。(ただし例外的な人道的理由がある状況は除きます)
・葬儀は必須な場合のみ許可され、参列者は10名に限られます。
・宗教的集会や儀式は許可されません。施設への立ち入りは儀式を放送するためにのみ
 許可されます(最大5人まで)。

◎ 追加情報
・生活拠点として継続して居住する住宅への転居は認められています。
 転居の際、業者を雇うことはできますが、家族や友人の手伝いは受けられません。
・緊急時の自宅からの外出は許可されています。
・家庭内暴力や他の人物からの暴力を受けており、身の危険がある場合、自宅からの外出が
 認められています。
 警察官に職務質問を受けた場合、自宅にいることに不安を感じていることを伝えれば、
 支援を受けられます。
 家庭内暴力を受けた方はシェルターとサポートを利用できます。

◎ フェイスマスクの着用
・12歳以上の方はどなたも、合法的な例外措置が適用される場合を除き、屋内外で
 常にフェイスマスクを着用する必要があります。自宅ではマスクを着用する必要はありません。
・フェイスマスクは、合法的な例外を除いて、常に携帯しなければなりません。
・以下のような場合、フェイスマスクの未着用が合法的な例外として許可されます。
 → 顔に重症の皮膚疾患がある、または呼吸器疾患などの症状がある場合
 → 運動中に息切れした場合

◎ 検査と隔離
コロナウィルス(COVID-19)感染症の症状が少しでもあれば検査を受け、結果が出るまで自宅で待機しなければなりません。
結果を待つ間に出勤したり、買い物に出かけることはできません。

コロナウイルス(COVID-19)感染症検査は誰でも無料で受けられます。
海外からの短期滞在者や移民労働者、難民申請者などでMedicareカードを持っていない方も、無料で検査を受けられます。

コロナウィルス(COVID-19)感染症の検査結果が陽性だった場合は、自宅で隔離(待機)を行わなければなりません。
新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した場合は、自己隔離(自宅隔離)を14日間実施する必要があり、保健局の権限を持つ役員から終了を通知されるまで自己隔離を続けなければなりません。

濃厚接触者と同居または一定時間一緒に過ごした人は、自宅での待機を命じられます。

■ ビクトリア州の新型コロナ感染状況
9月05日現在
* 市中新規感染者数(24時間) --- 19名
* 帰国者新規感染者数(24時間) --- 0名
* 現感染者数 --- 1,301名
* 死者数 --- 820名
* 総感染者数 ---22,759名

以上、ご注意ください。

■ 新型コロナウィルスに関する外部情報
* 在メルボルン日本国総領事館 新型コロナウィルス情報
 https://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
* オーストラリア連邦政府 新型コロナウィルス感染者数状況
 https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert/coronavirus-covid-19-current-situation-and-case-numbers
* ビクトリア州政府 新型コロナウィルス感染者数状況
 https://www.dhhs.vic.gov.au/coronavirus
* ビクトリア州政府 新型コロナウィルスの行動制限
 https://www.dhhs.vic.gov.au/victorias-restriction-levels-covid-19