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ニュージーランド クライストチャーチ / リトルトン沖で発生した地震について−続報 (2/23)

掲載日時:2011年02月23日

情報提供:株式会社アイディツアーズ サウスパシフィック

既にTVや新聞等のニュースでも報道されておりますように、2011年2月22日 午後12時21分(日本時間午前 08:21)、ニュージーランド南島のクライストチャーチ近郊のリトルトンにて、マグニチュード6.3の地震が発生いたしました。
2月23日現在の状況は、下記の通りです。

1. クライストチャーチ空港国内線は、現地時間 2月23日 朝8時に再開いたしましたが、スケジュールに乱れが出ております。
 同空港発着のフライトをご利用予定の方は、搭乗前に利用航空会社へスケジュールの再確認をおすすめいたします。

2. クライストチャーチ空港国際線は、現地時間 2月23日 正午に再開いたしましたが、一部のフライトにキャンセルが出ているほか、大部分のフライトが乱れております。
 国内線同様、利用航空会社への再確認をおすすめいたします。

3. 現地時間 2月23日 午前11時現在、市内への車・人の進入は、緊急車両を除き禁止されています。
 現在、進入が禁止されているの場所は、下記の範囲内です。
  北: Bealy Avenue
  南: Moorhouse Avenue
  東: Barbadoes Street
  西: Park Terrace & Antigua Street

4. 現在、被害が確認されている箇所は、下記の通りです。
 * Lichfield Street & High Street --- 周辺の建物が崩れ、道路も崩壊とのことです。
 * Cathedral --- ニュースなどでも報道されているように、尖塔が崩れました。
 * Copthorne hotel City Centre --- ホテル建物にダメージが発生したことが、確認されています。
 * Canterbury TV Building (Cashel street) --- ビルが崩壊、数名の死亡と閉じ込められた人の救出作業中。

5. 市内の電話、電気、水道などのサービスは、市内の大部分の場所で現在も停止しております。
 また、水道水は飲用出来ませんので、ミネラルウォーターの購入が必要です。

6. 立ち入り禁止区域内の商業施設、オフィス、ホテルなどは、少なくとも3日間の営業停止が決定しています。
 既に一部ホテルは、5日間の営業停止を発表しています。
 * Rydges Christchurch --- 5日間の営業停止。今後15日間以内の予約の再考を促しています。
 * Novotel, All Seasons, Ibis(Accor group) --- 今後2週間の不要不急の旅行の再考を促しています。

7. 市内ホテルの中ではThe Georgeのみ営業していますが、新規の宿泊は受け付けておりません。
 また、電気・電話は利用出来ますが、水道の利用が制限されています。

8. 空港ホテル(Sudima Airport、Copthorne Airport)は、現在営業しております。
 水道、電気などの基本サービスは供給されておりますが、水道水は飲めません。
 建物に大きな損害は出ていませんが、詳細はこれから確認するところです。

9. すべての学校、幼稚園は3日間休校になっております。


これからニュージーランドに到着するツアーに関しては「不要不急の要件でない限りクライストチャーチ市内に立ち入らないように」という指示が出ています。
クライストチャーチに宿泊予定のお客様は、空港に到着後、そのままテカポやマウントクック、オマルなどに移動するか、クイーンズタウン、ダニーデンなどの他都市に国内線移動することをおすすめいたします。

また続報が入りましたら、お知らせいたします。



今般、クライストチャーチ近郊を襲った地震により、多くの人命が失われたことに心より哀悼の意を表すると共に、被災された方々に対しお見舞いを申し上げます。
被害に遭われた方々の速やかな恢復と被災からの復興が図られることを祈念いたします。

社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会