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中国 大連 / SARS関連情報(中国政府の対応) (4/23)

掲載日時:2003年04月23日

情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社

徐々に広がりつつあるSARSの防止するため、中国国家旅遊局は下記の通り緊急通知をいたしました。
その内容をご案内いたします。

1) SARSが発生した地域への旅行禁止。
 遠方への旅行を控える様、もし旅行をする場合は、出来るだけ同地域内・都市内の旅行をすすめています。
 SARSが発生した地域にある旅行会社は、その地域外へ行くツアーの派遣や、旅行の取り扱いをしてはならない旨の通達が出されました。
 又、農村地域へのツアーの派遣も禁止されています。

2) 団体での活動、特に人が大勢集まる屋内での活動を禁止。

3) ホテル、旅行会社、観光地、観光バス、観光船、お土産屋等は、定期的な消毒が義務付けられています。
 又、風通しを良くする様、すすめています。



4月21日、国務院弁公庁は、この5月の中国国内の連休に関する案内を発表しました。
連休に人々が旅行に出る(移動する)事により、SARSの範囲が拡大するのを防ぐため、当初予定されていた7日間の連休を、法律で定められた3日間の連休に戻す事となりました。

これに伴い、この5月の中国国内の連休は、五一国際労働節(メーデー)である5月01日(木)〜03日(土)に加え、5月04日(日)の4日間のみとなります。



中国民航総局では、飛行機によるSARSの拡大を防ぐため、4月22日より中国国内線を利用する全旅客に対し、搭乗前に「健康申告表」の記入を義務付けました。
(「健康申告表」については、下記をご参照ください)

これを受け、大連周水子国際空港では、待合室内にいくつかの専用カウンターが設置されました。
もしSARSと思われる症状が見られた場合、すぐに隔離され、大連市衛生局の指定を受けた病院に運ばれます。



大連市人民政府によると、大連市では4月22日の段階ではARSに感染した人はいないとの事です。
尚、大連市人民政府はSARSの予防と治療についての会議を実施し、緊急体制を作りました。



以上、ご注意ください。
尚、SARSに関する最新情報が入りましたら、改めてお知らせいたします。