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香港 [ Hong Kong Special Administrative Region ]

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香港、マカオ / 「新型コロナウイルス」に関する最新情報

掲載日時:2021年12月28日

情報提供:株式会社スターエキスプレス

「新型コロナウイルス」の影響について、現在の香港、及びマカオの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 香港
◎ 感染者数等 (2021年12月28日現在)
* 感染者数 --- 12,599人

10月以降はコロナ感染者も少ない状況が続いておりましたが、12月に入りオミクロン株が発生したことを受け、新規感染者数も増え始めています。

* 新たな感染者数、( )内は香港内感染者数
 ・12月01日〜12月10日 --- 30人 (0人)
 ・12月11日〜12月20日 --- 28人 (0人)
 ・12月21日〜12月28日 --- 58人 (0人)
* うち感染による死亡者数 --- 213人

* 香港内ワクチン接種実績 --- 4,858,000人 (12月28日現在、人口の約73%)

◎ 最新情報
* 香港政府は、日本国内でのオミクロン株感染者の発生を受け、12月03日(金)より
 危険レベル「Aグループ」に変更。これにより、非香港居民の入境が禁止となった。
 なお、香港居民(長期ビザや香港ID保持者)はについては、ワクチン2回接種完了が必須、
 またホテル隔離は21日間となります。

* 12月09日(木)より全ての飲食店や映画館、ジム、エステなどに入る際、アプリ
 「安心出行」の提示を義務付けることになっておりましたが、以下に該当する人においては
 紙の記載も可能と発表。
 ・15才以下、65才以上の人
 ・身体の不自由な人
 ・政府機関から承認された人(携帯電話を持っておらずくアプリが使えない人など)

* 各国でのコロナウイルスの爆発的な拡大を受け、現行措置の一部を変更。 
 一路線で7日以内に4人以上の感染者が香港到着便に搭乗していた場合、その路線は
 14日間運航停止となる。

* 12月24日(金)より、すべての入境者にフライト搭乗前のPCR検査の時間を
 72時間以内から48時間以内に変更。

* 香港政府は、公務員が政府庁舎や事務所などに入る際には、ワクチン接種証明書の提示義務付を発表。
 2022年2月中旬より開始予定。
 なお、健康上の理由で接種できない人は、医師の診断書があればOKとなる。
 (政府機関内で感染者が出た場合、公共サービスに影響が出るからとの理由。) 
 現時点で、公務員の約90%は接種済。

* 香港政府は、第5波の到来を想定し対応を進めている。 
 香港では海外から入境したオミクロン株感染が急増。
 現在、香港市民に感染は広がっていないが、空港清掃者やパイロットの感染も見受けられるため
 市中感染もあり得る状況。

■ マカオ
◎ 感染者数等 (2021年12月28日現在)
* 感染者数 --- 78人 (オミクロン株感染者は、アメリカからの帰国者)
* うち完治者数 --- 77人
* うち感染による死亡者数 --- なし

* マカオ内ワクチン接種実績 --- 460,000人 (12月28日現在、人口の約71%)

◎ 最新情報
2021年10月中旬より各種防疫措置は段階的に緩和され、中国本土との間で隔離検疫免除での相互往来も再開。12月24日まで76日連続で市中感染確認例は出現しておらず、落ち着いた状況を維持している。

このほか、具体的なスケジュールや条件等は未公表だが、中国本土、香港、マカオの三地間で隔離検疫免除の相互往来を再開する準備が進められており、これが実現すればインバウンド旅客数の底上げにつながると期待されている。

以上、ご注意ください。