(1) 11月23日夜 ･･･ ネパール各地で爆弾を使用した襲撃事件が多数発生しました。
7月にネパール政府 / マオイストの間に停戦合意が結ばれましたが、マオイスト側が一方的に合意を破棄し、攻撃を仕掛けてきた。

　
(2) 2001年11月27日 ･･･ 国家非常事態宣言発令
　マオイスト討伐の為、ネパール政府の要請を受け国王から、ネパール全土に3ヵ月の「非常事態」が宣言されました。
　必要と判断されれば3ヵ月自動延長。
　「非常事態」宣言は「戒厳令」とは違い、ネパール国民の生活の一部分が規制されます。
　即ち移動しながらの経済活動、住所の移動のチェック、不審人物や不審と思われる人の家宅捜査等々です。


(3) 2001年11月27日 (18:00〜21:00) ･･･ ネパールの大使館主催レセプション
　大使は特に国家非常事態宣言には触れられず、ゲストの質問に答える形式で発言されました。
　特に観光地等は問題ないのではないか、とのことであった。


(4) 2001年11月28日 ･･･ カトマンズ、ポカラ等観光地は非常事態なのか？
　11月28日現在、カトマンズ、パタン、バクタプールのカトマンズ盆地、ポカラ、チトワン地区、ソウハラ地区(ルクラから上の)、エベレスト、アンナプルナ、ランタン等、主要なトレッキングルートは危険情報はありません。



※上記記事は、｢ネパールの空の下｣、｢The Rising Nepal(ネパールの新聞)｣、｢外務省｣、及び当社現地支社からの情報をもとに作成致しました。