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アメリカ シアトル / 「新型コロナウイルス」他、シアトル最新情報

掲載日時:2021年07月09日

情報提供:株式会社 トランスグループ

現在のシアトルの「新型コロナウイルス」の影響・状況について、現地スタッフのレポートをお知らせいたします。

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アメリカ北西部では、記録的な猛暑が続いております。
ワシントン州西部全域に先月下旬2021年6月25日(金) 午後から6月29日 23:00にかけて「Excessive Heat Warning」(猛暑警報)が発令され、注意が呼びかけられました。
6月28日にはシアトルで華氏108°F(摂氏42℃)と過去最高気温を観測しました。
店舗では携帯用エアコンや扇風機が売り切れ、新型コロナウイルスの予防接種も中止される事態となっています。

ワシントン州では、州内でワクチンの接種率の増加し感染が落ち着いていることから、6月30日にほぼすべての規制が解除されました。これにより、すべてのビジネスがほぼ通常通りのキャパシティと業務体制に戻ることができるようになりました。

ほとんどの企業や組織は、新型コロナウイルス感染対策として設定されていた収容人数の制限や物理的な距離の確保が必要なくなります。
6月30日以後も適用される唯一の規制は「1万人以上が参加する屋内イベント」で、参加者全員がワクチン接種を完了していない限り、収容人数は引き続き75%に規制されます。
この制限は7月31日に再評価されます。

ワシントン州保健局によると、6月26日時点でワクチン接種を完了した人の割合は49.9%、16歳以上のワクチン接種を完了した人の割合60.4%、12歳以上のワクチン接種を完了した人の割合58.5%となっています。

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■ 世界初? “ジャスト・ウォーク・アウト”式大型スーパー「アマゾン・フレッシュ」オープン

2021年6月17日、これまで小規模店舗に導されていたシステム“ジャスト・ウォーク・アウト”(Just Walk Out)を初めて直営の大型スーパーに導入した「アマゾン・フレッシュ」(Amazon Fresh)がワシントン州シアトル市に隣接するベルビュー市ににオープンしました。
“ジャスト・ウォーク・アウト”と呼ぶ一連の技術では、店内の天井と商品棚に設置した数百基のカメラやセンサーで顧客や商品の動きを捉え、顧客が買いたい物を棚から取ると、仮想ショッピングカートにその商品が入れられ、一度手に取った物を棚に戻せば、カートから削除されます。その後、欲しい商品をすべて自分のバッグなどに入れて店を出れば自動精算されるシステムです。
世界初の大型スーパー導入です。是非、視察に訪れてみてはいかがでしょうか。