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アメリカ ニューヨーク / 9月11日テロ後の話題 その2

掲載日時:2002年06月13日

情報提供:国際観光振興会(JNTO) ニューヨーク事務所

■ 外国人居住者の運転免許取得への規制強化

ニューヨークのみならず、テロ事件後は各州で厳しくなっている。ニューヨークでは1年未満の居住者には免許証は発行されないことになった。他州も同様と見られる。該当者は自国の免許証を携帯するように求められている。

また、1年以上の滞在ビザを持った居住者も特定の場所でしか試験を受けられず、かつ、免許証にビザの有効期限が明記されるようになった。

その他、いろいろな細かい規制ができたので居住者は注意が必要である。


■ トイレに行けない航空機の座席

テロ事件からの回復著しいニューヨークから、ワシントンD.C.の表玄関レーガン空港に向かう飛行機の乗客は、離陸後座席から立ち上がることが許されないと聞いていた。

最近の出張時にシャトル便を利用したが、なるほど搭乗前のアナウンスで、「飛行中トイレの利用はできませんので離陸前に済ませておいて下さい」というアナウンスが流れ、数人の乗客が慌ててトイレに駆け込む姿が見られた。

万一乗客が立ち上がった場合は、規定で飛行機はレーガン空港でなく、D.C.から遠いダレス空港に有無を言わせず迂回する措置がとられるとのことであった。同様の措置はソルトレークオリンピックでも取られたが、実際に腹をこわした搭乗予定客がアメリカ国内便に乗るのを躊躇したという笑えない話も耳にした。


■ ニューヨーク地下鉄で川鉄車両が好評

ニューヨーク地下鉄の一部路線に川鉄車両(NY州 Yonkers)が製造した新型車が登場、コンピューター表示で進行方向や現在位置が分かるようになり、テープによる分かりやすい案内放送と共に利用者の好評を買っている。



※本記事は「国際観光振興会 海外旅行情報」より転載致しました。