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メキシコ [ United Mexican States ]

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メキシコ / ガイドブックに載らないマイナー世界遺産紀行 その2

掲載日時:2005年02月18日

情報提供:株式会社メキシコ観光

メキシコ・中米各地は世界遺産の宝庫!メジャーな遺跡や遺産関係はいろんなところで既に紹介されてますので、そういうところは置いといて・・・
マイナーだけど、是非訪れて欲しい、お勧めの世界遺産を一つずつ紹介していきます。

第2回は「古代都市エル・タヒン」

メキシコシティの北東200キロ、緑深いと豊かな土地に築かれた古代都市遺産です。
紀元後9〜13世紀に繁栄した都市はその栄華が建築物の随所に見られ、マヤやテオティワカンなどとは異なった独特の文化を築き上げました。
窓のように見られる壁がんのピラミッドをはじめ、メソアメリカで盛んに行なわれた球技場、またその球技場には美しい彫刻のレリーフが残されており、その物語のように描かれた彫刻は球技がいけにえの儀式であり、宗教的に重要な意味をもっていたことを表していて非常に興味深いものとなっています。
一年を通じて観光可能ですが、雨季(5月〜10月)は蒸し暑く、雨が降ると滑りやすくなるので、午前中の観光をお勧めします。

行き方:最寄の町 ポサリカ(ベラクスル州)
所要時間:ポサリカから車で20〜30分

最寄の町であるポサリカは石油産業でにぎわう町で、遺跡方面へのローカルバスが頻繁に出ていますが、道から遺跡入り口まで少し距離があり、その間は徒歩にて行くしか方法がありません。また、雨季の間(5月〜9月)は蚊や蛇も出てきます。
そういう意味でも秘境度満点です!