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メキシコ カンクン / ハリケーン「ウィルマ」による被害・復旧状況 <続報>

掲載日時:2005年10月28日

情報提供:株式会社メキシコ観光

ハリケーン「ウィルマ」通過後の現地の状況(続報)をお伝えいたします。
※日本時間10月28日 12:00現在の情報です。


■ カンクン・ダウンタウン

電気はかなりの地域で復旧が進んでおりますが、電圧が不安定なため、電子機器は未だ使用出来ません。
飲料水に関しては、ボトル入りの水の販売が始まり、給水車の巡回も回数が増えてきました。
ガスはプロパンのため、道路事情が良くなれば届くと思われます。
スーパーマーケットは、入場制限はあるものの営業を再開し、生活物資などの供給が始まりました。


■ カンクン空港・周辺地区

カンクン空港周辺地区の道路は水没して沼地となっており、通行に支障をきたしております。
空港ターミナルは、チャーター便専用ターミナルが壊滅的な被害を受け、復旧の目処はたっておりません。
現在、一般フライト用ターミナルは軍隊や物資輸送機が優先となり、チャーターフライトはその合間を縫って運航している状態です。
空港の全面再開は未定ですが、10日後位からコマーシャルフライトの運行が始まるとの見通しです。


■ カンクン・ホテルゾーン

ホテルゾーンへ入る道路は100%開通して、自由にホテルゾーンに行き来出来るようになりました。
外から見ている限り、各ホテルとも屋根が吹き飛んでいたり、ガラスが割れたりしている状況です。
特に被害のひどい地域は、PUNTA CANCUN(コンベンションセンターのあたり)で、それ以外の場所でも全面ガラス張りのホテル等は全てのガラスが割れている状態で、復旧に時間がかかることが予想されます。
風の向きとホテルの建ち方により、被害に差が出ているようです。
ラグーン側のレストランやショッピングモールもテントや萱葺きが吹き飛ばされ、骨組みだけが残っている状態のものが大半です。


以上、同地にご滞在の方、もしくは同地へのご旅行をご予定の方は、ご注意ください。