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パナマ [ Republic of Panama ]

パナマの国旗

国別現地だより

パナマ / 世界文化(自然)遺産シリーズ12 - パナマ歴史地区とシモン・ボリヴァールのサロン

掲載日時:2001年12月07日

情報提供:株式会社メキシコ観光

北米と南米を結ぶ 世界文明の十字路、時間の止まった旧市街と要塞都市!! 


【パナマ歴史地区とシモン・ボリヴァールのサロン】
(THE HISTORIC DISTRICT OF PANAMA WITH THE SALON BOLIVAR)

中米パナマの首都。パナマシティは太平洋岸のパナマ湾に面し、パナマ運河のバルボア港に隣接している。河口の西に位置する歴史地区にはスペイン植民地時代の建造物をメインにフランスやオールド・アメリカンのスタイルが混在した、並木のある美しい街並みが残っている。

1502年、コロンブスがパナマに到達しスペイン領としたが、その1年前、コロンブスの航海に参加した船長ロドリコ・デ・バスティダスによってパナマ地峡は既に発見されていた。スペイン人はここを拠点として太平洋沿岸に中米や南米を探検し、領土を拡張した。

パナマシティの見所は、パナマ・ビエホ(旧パナマ市)、カスコ・ビエホ(旧市街)。パナマ・ビエホは1519年に築かれた中心地。(現在の中心地の東6kmにある)1671年に海賊に徹底的に破壊され、今では教会や銃眼のある壁が廃墟のようになった遺跡として保存されている。カスコビエホ(旧市街)の見所は美しいファサードを持つ「カテドラル」「パナマ政庁」「国立劇場」「サンホセ教会」など。
中南米からスペイン軍を排除した英雄「シモン・ボリバール」のサロンはボリバール広場の近くに残っている。

その他の見所は勿論パナマ運河。1881年スエズ運河建設で活躍したレセップスを中心としてフランスの運河会社が開鑿を開始したが、マラリヤや黄熱病の流行で工事は挫折。米国が1904年から10年かけて難工事の末ようやくパナマ運河を建設した。運河はパナマ地峡を横断して太平洋と大西洋(カリブ海)を結ぶ全長81.3km。人類史上最大の土木工事と言われている。
市内に近いミラフローレス閘門の観覧スタンドからは運河をギリギリに通過する巨大な貨物船などを見ることが出来る。 
日程に余裕が有れば「パナマ運河クルーズ」に参加してみよう。


国 : パナマ共和国   
登録年 : 1997年    
分 類 : 歴史地区         
建造時期 : 1519年
建設者 : ペドロリアス
所在地 : 中米パナマ共和国中央部(太平洋岸)
アクセス都市、空港 :
パナマ/PANAMA(PTY)
LAX、MIA、MEXから空路PTYへ。空港から約30分