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メキシコ、ブラジル / 中南米の新「世界遺産」ご紹介

掲載日時:2010年08月06日

情報提供:株式会社ラティーノ

2010年7月25日〜8月03日の期間、ブラジルの首都 ブラジリアにて開催された「第34回 世界遺産委員会」にて、新たにメキシコから2ヵ所、ブラジルから1ヵ所が世界遺産に選ばれました。
以下に、今回世界遺産に選ばれた3箇所の概要をご紹介いたします。

■ メキシコ
* オアハカのヤグルとミトラの有史以前の洞窟 (Prehistoric caves of Yagul and Mitla)
〔みどころ〕
1万年以上前の洞窟の中には、狩猟をしていた遊牧民が住んでいたことを示す岩絵があります。また、洞窟の中には数千年前の種とトウモロコシの断片が見つかっており、中南米最初の栽培植物の痕跡と考えられています。
ゲートウェイとなるオアハカ市も世界遺産なので、見どころたっぷりです。

〔ロケーション〕
メキシコ中南部 オアハカ州 オアハカから東へ約40km、ヤグル/ミトラまで車で約1時間

* カミーノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ (Camino Real de Tierra Adentro)
〔みどころ〕
16世紀中期から19世紀にかけて、世界の銀相場を左右するほどの産出量を誇ったサン・ルイス・ポトシ、グァナファト、サカテカス等の鉱山を通り、現在のニューメキシコ州(米国)まで続く、2,6000kmにわたる通称「銀の道」のうち、1,400kmの範囲にある55の史跡が、登録対象となりました。
メキシコ映画に出てきそうなコロニアル時代に建てられた教会、古風な民家などがご覧いただけます。

※詳細: URL http://www.elcaminoreal.inah.gob.mx/ (スペイン語、)

■ ブラジル
* サンクリストヴァンのサンフランシスコ広場 (Sao Francisco Square in the town of Sao Cristovao)
〔みどころ〕
18〜19世紀植民地時代の教会、修道院、宮殿などが立ち並ぶ町サンクリストヴァン。その中でも、最も美しい建造物と言われているのがサンフラシスコ広場を囲む教会や多くの建造物。
植民地当時の面影を残す景観となっており、タイムスリップした気分になります。

〔ロケーション〕
ブラジル中東部 セルジッペ州の州都アラカジュより約25km(約1時)。
近くには世界遺産のサルバドール歴史地区、オリンダ歴史地区などがあります。

オアハカのヤグルとミトラの有史以前の洞窟オアハカのヤグルとミトラの有史以前の洞窟

カミーノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロカミーノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ

サンクリストヴァンのサンフランシスコ広場サンクリストヴァンのサンフランシスコ広場