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ブラジル レシフェ / 観光客の安全に関する注意事項 (在レシフェ出張駐在官事務所発出情報)

掲載日時:2013年06月14日

情報提供:株式会社ウニベルツール

現地時間 2013年6月19日(水)、の「FIFA コンフェデレーションズカップ」ブラジル大会のグループリーグ「日本 vs イタリア」戦が行われる町 レシフェ(Recife)を管轄するペルナンブコ州軍警察から観光客の安全に関する注意事項が、在レシフェ出張駐在官事務所より発出されましたので、以下にご案内いたします。
同スタジアムにて試合を観戦予定の方は、ご注意ください。



観光客の安全に関する注意事項

平成25年6月1日
ペルナンブコ州軍警察


1. 到着時 (空港)
* 到着時に、機内預けの荷物を受け取る際には、同荷物の状態を確認する。
 開けられた形跡がある場合、直ちに航空会社に連絡すること。
* インフォメーション等支援が必要な場合、警察官又は航空会社の職員を探す。見知らぬ人を頼ってはいけない。
 レシフェの空港には「観光者,旅行者用警察署(DEATUR: 通称“ツーリストポリス”)」が設置されており、同署では専門の係官が対応している。(英語またはスペイン語)
* 如何なる場合においても手荷物等から目を離さない。特に質問等で接近する者には警戒する。
* 人目の多い場所ではカバンを開けたり多額の現金を取り出したりしない。
* 空港内のATM(現金自動預け払い機)を使用する必要がある場合は、暗証番号を他人に見られない様にする。
* 見知らぬ人からの荷物は絶対に預からない。
* 誰かに助けを求められたとしても、自分の荷物からは目を離さない。
* タクシー: 空港タクシーを利用する。料金は行き先によって予め設定されているので、到着時にタクシーカウンターにて行き先を告げて、料金を確認の上、乗車する。
* 荷物は可能な限りトランクにしまうようにする。(座席に置くと強盗の目に付きやすいため)
 なお、トランクを使用した場合、使用料として約2米ドルを徴収される可能性もある。
* タクシー内での携帯電話の使用は、車外から電話機が見えないように注意する。


2. ホテル内
* チェックイン又はチェックアウトの際、荷物をホテルの従業員に預けるか又は自分と受付カウンターの間に置いて注意する。
* ホテルのレストランを利用する場合、所持品は部屋の金庫にしまう。
* ロビー等の共有スペースでは自分の荷物から目を離さない。
* 外出する際にはホテルの従業員や添乗員等から情報を集める。
* ホテルの従業員以外から荷物の運搬等の手助けを受けない。
* ホテルから移動する場合、常駐しているタクシーを利用する。(料金は若干高め)


3. 飲食店において
* 知人、ホテル従業員、添乗員が推薦する店を利用する。レストランまでの道順等の情報も調べておく。
* 鞄を所持する場合、レストランに預ける。保管してもらえない場合は荷物から目を離さない。


4. 公共の場において
* 見知らぬ人とは長時間話し込まない。特に、執拗に話しかけてくる者は相手にしない。
* カメラ、ビデオは目立たないようにし、所持品から目を離さない。
* 個人情報を提供しない。
* 登録されている無線タクシー、または鉄道(メトロ)を利用する。
* トラブルが発生した場合は、会場の職員を探す。


5. パスポート及びクレジットカード等の紛失
* パスポート等を盗まれたり、紛失した場合「ツーリストポリス(DEATUR)」又は最寄りの「文民警察署(Delegacia da Policia Civil)」において、被害届を提出する。
* 外国人の場合はパスポートの再発行のため自国の領事館へ行く。
 小切手帳、トラベラーズチェック及びクレジットカードを紛失した場合、直ちに銀行又はカード発行会社に連絡する。


6. その他注意事項
* レシフェのビーチではサメによる被害が多発しているため、ビーチでは泳がない。
* 宿泊中のホテルの所在地をメモし、安全な場所に保管しておく。
* 身分証明書等は、コピーを持ち歩く。(原本はホテルに預ける)
* 外出の前にバスの路線等目的地への道順を把握しておく。
* タクシー: レシフェ市内のタクシーは3種類(空港、ホテル、普通)で、タクシー組合に登録されている。
 基本的に赤いナンバープレートで、白のボディーに登録番号が表示されている。
 乗車したら、まず、料金メーターが作動し料金が表示されることを確認する。(空港タクシーは除く)
* 見知らぬ人が差し出した食べ物及び飲み物を口にしない。
* 初対面の異性に言い寄られたら要注意。知らないうちに睡眠薬等の薬物を飲まされて朦朧としている間に金品を奪われたり性的被害に遭う危険がある。
* 高価な貴金属等を身に付けて外出しない。
* 多額の現金又は複数のクレジットカードを所持しない。
* 薄暗い道、人通りの少ない場所及び雑草の生い茂る道は避ける。
* 強盗に遭った場合は抵抗せず、直ちに最寄りの警察署に届け出る。
* 観光案内人は信用の出来る会社から雇い、事前に氏名と身分証明書番号を聞き、料金、所要時間及び訪問場所を決めておく。
* 特に世界遺産に指定されているオリンダ市内観光は「現地案内人協会(ACNOS)」所属の観光案内人(必ず写真付きのガイド登録を身につけている。)を利用する。


★ 主要電話番号(24時間対応)
(注) ブラジルには警察組織が3つ存在する。
* 連邦警察 --- 連邦(全国)にまだがる事件(麻薬、密売等)や出入国関係を管轄。
* 文民警察 --- 犯罪捜査(被害届の受理等)を管轄。ツーリストポリスは文民警察の管轄。
* 軍警察 --- 現行犯犯罪、警備治安維持を管轄。

・ペルナンブコ軍警察 --- 190
・救急車 --- 192
・消防署 --- 193
・観光客支援軍警独立中隊 --- (81) 3181−1718
・観光客警察署 --- (81) 3322−4867
・連邦警察署 --- (81) 2137−4000
・レシフェ国際空港 --- (81) 3322−4485、3322−4353


■ 在レシフェ出張駐在官事務所
 住所: Rua Padre Carapuceiro, 733/14andar Edf* Empresarial Center I, Boa Viagem CEP:51.020-280, Recife-PE
 電話番号:   55 (81) 3297−0190
 緊急携帯電話: 55 (81) 9971−9632

※「観光客の安全に関する注意事項」は、下記サイトよりダウンロードいただけます。
 URL http://www.br.emb-japan.go.jp/nihongo/pdf/anzen_recife.pdf (日本語)