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チリ / 「チリ大地震」の影響−続報2

掲載日時:2010年03月02日

情報提供:株式会社ラティーノ

既にテレビや新聞等でも報道されております通り、現地時間 2010年2月27日(土) 早朝 3時30分過ぎ、チリ中部のコンセプシオン(Concepzeon)近郊を震源地とする大地震が発生いたしました。
以下に、現地の被害状況等についての続報をお知らせいたします。

■ 現在の被害者数 (現地 3月01日 正午現在)
* 死者: 723人
* 不明者: 19人
* 避難者: 約200万人

■ 各地の状況
〔サンチアゴ〕
* 地震によって空港施設に大きな被害が生じたためクローズしておりました「サンチアゴ空港」ですが、徐々に正常化しつつあります。
 ・現地 3月03日(水)から --- 限られた国内・国際路線のみ運航。(通常業務の約15%)
 ・現地 3月05日(金)から --- 全路線、通常スケジュールで運航再開(予定)

* 市内ホテルに大きな被害は生じていない模様です。
* 市内を運行する路線バスやメトロは、通常道り業務を行っております。

* いくつかの教会ではヒビが入ったという報告があります。
 チリ文化遺産に指定されている「Iglesia Divina教会」(プロビデンシア地区)では、一部損壊が確認されました。

〔コンセプシオン: Concepzeon〕
* 引き続き、夜間外出禁止令が発令されております。(21:00〜06:00)
 タルカ(Talca)、カウケネス(Cauquenes)、リナレス(Linares)についても同様です。
* 物資、特に食料品や飲料、医薬品が不足している状態です。

■ その他
* 余震の発生状況
 大地震より60時間以上が経過し、これまでチリ国内ではマグニチュード5以上の地震が約121回観測されています。


以上、ご注意ください。また続報が入り次第、お知らせいたします。



今般、チリを襲った大地震により、多くの人命が失われたことに心より哀悼の意を表すると共に、被災された方々に対しお見舞いを申し上げます。
被害に遭われた方々の速やかな恢復と被災からの復興が図られることを祈念いたします。

社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会

一部損壊の見られる「Iglesia Divina教会」一部損壊の見られる「Iglesia Divina教会」