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チリ / 「チリ大地震」の影響−続報

掲載日時:2010年03月01日

情報提供:株式会社ラティーノ

既にテレビや新聞等でも報道されております通り、現地時間 2010年2月27日(土) 早朝 3時30分過ぎ、チリ中部のコンセプシオン(Concepzeon)近郊を震源地とする大地震が発生いたしました。
以下に、現地の被害状況等についてお知らせいたします。

■ 現在の被害者数 (現地 2月28日 17:00現在)
* 死者: 708人、
〔内訳〕
 ・マウレ州(Maule) --- 541人
   →治安維持のため、現地2月28日より「夜間外出令」が発令されております。
 ・ビオビオ州(Biobio州) --- 64人
 ・オイギンス州(O'higgins) --- 46人
 ・メトロポリターナ州(Metropolitana) --- 36人
   →首都サンチアゴを含む州
 ・バルパライソ州(Valparaiso州) --- 16人
 ・アラウカニア州(Araucania州) --- 5人
 ・その他 --- 57人
* 被害者: 約200万人

■ 空路(サンチアゴ空港)の状況
「サンチアゴ空港」は、地震の影響により空港施設は大きな被害を受けましたが、最低移動手段確保のため、到着便のみの利用が再開されます。
第1便の現地 28日 14:00にリマからのフライトが到着後、引き続き国際線4便が同空港に到着する予定になっております。
尚、同空港からの出発便については、余震が続いている事から、未だ再開の見通しは立っておりません。

また現在、同空港が利用不可となっている事から、一時的に北方からのフライトに関しては「イキケ」(Iquique)、アルゼンチンからのフライトに関しては「ラ・セラナ」(La Serena)にて一旦入り、入国手続きを行った後、サンチアゴ空港へ入る手段が予定されています。
尚、空港到着後には、政府が手配した専用バスで市内へ移動する形になる見込みです。

■ 地下鉄(サンチアゴ)の状況
メトロ運営会社の発表によりますと、地震により一時運行を中止していた路線を含め、現地時間 3月01日より全線運行再開予定です。
但し、運行本数は平常より少なくなる見込みです。

■ イースター島の状況
若干の津波は観測されましが、現地政府からは大きな被害は報告されておりません。

■ 近隣諸国の被害状況
* ペルー
人的被害は報告されておりませんが、首都 リマの南 約250kmの場所に位置する町 パラカス(Paracas)では、津波が内陸に150m押し寄せ、民家60軒に被害が生じました。

以上、ご注意ください。また続報が入り次第、お知らせいたします。



今般、チリを襲った大地震により、多くの人命が失われたことに心より哀悼の意を表すると共に、被災された方々に対しお見舞いを申し上げます。
被害に遭われた方々の速やかな恢復と被災からの復興が図られることを祈念いたします。

社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会