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ウルグアイ [ Oriental Republic of Uruguay ]

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ウルグアイ / ただいま遅植えの「ひまわり」が満開中

掲載日時:2006年03月24日

情報提供:ウルグアイ観光スポーツ省

日本では梅のシーズンも終盤を迎え、代わって桜の開花が待たれる頃ですが、ウルグアイ東方共和国は、ただいま遅植えの「ひまわり」が満開です。
日本と季節が逆のウルグアイは、今は初秋、気がつくと足元に枯葉がからまる季節になりました。

ウルグアイの首都 モンテビデオから西へ車で2時間弱のフローレス県では、広大な「ひまわり畑」を目にする事が出来ます。その規模はというと、道路沿いに2km以上ひまわり畑が続き、奥行きは測る事が出来ないほど広大です。
一般的にウルグアイにおけるひまわりのシーズンは1月後半〜2月末ですが、ここフローレス県では、今まさに遅植えのひまわりが満開です。

ウルグアイの「ひまわり」は、モンテビデオの北、リオネグロ県にある人口1,300人の小さな村「サン・ハビエル」で誕生いたしました。
ここウルグアイは19世紀後半より様々な国の移民を積極的に受け入れてきましたが、ここサン・ハビエルはロシアからの移民が多い村です。
ロシアからの移民の人々が「ひまわりオイル」の収穫のため、初めて同地において「ひまわり」を植えたところ、「ひまわりオイル」を知らない他国の移民からは「開拓の大変な時期に、のんきに花なんか植えて・・・」とかなり奇異な目で見られたという話はここでは有名です。
それから100年、今では、サン・ハビエルだけではなくウルグアイの農村の多くで「ひまわり畑」は良く見られるようになっています。健康への関心が高いウルグアイでは、手ごろな植物油として「ひまわりオイル」は食卓に欠かせない大事な食材となっています。

是非、ウルグアイにお越しの際は、「ひまわりオイル」をお試しになられてはいかがでしょう。