■フォルクスオーパー (ウィーン)

市の中心からタクシーで１０分ほどの場所にある「フォルクスオーパー」は、１８９８年「皇帝記念市民劇場」として創設された、１４００席の規模を誇る由緒あるレパートリー劇場です。
このヨーロッパ有数のオペレッタハウスは、１８世紀、１９世紀、２０世紀と、各時代にわたり質の高いオペラとオペレッタを上演してきました。いまや、オペラ、オペレッタ、ミュージカル、現代舞踏からコンサートに至るまで幅広い演目を行う劇場として知られ、オペレッタ公演だけでも毎年１００回以上も行われています。

一流の歌手やオーケストラによる一流の上演を、低い料金(２０〜６５ユーロ。ただし、特別公演を除く)で鑑賞出来るのもフォルクスオーパーの大きな魅力です。１５人以上であれば、グループ割引もあります。

フォルクスオーパーを満喫するベスト・シーズンは、６月の最後の２週間と９月の最初の２週間に行われる「オペレッタ週間」の期間です。ヨハン・シュトラウス、フランツ・レハール、エメリッヒ・カールマン、ラルフ・ベネツキーの軽快なウィーン・オペレッタを、この期間にぜひご堪能ください。

※詳細はこちら
　URL　http://www.volksoper.at/ (ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、日本語)

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■楽友協会 (ウィーン)

ウィーンのリング通りに建つ「楽友協会」は、おそらく世界で最も美しいコンサートホールの一つであるとともに、音楽の都ウィーンをひときわ魅力的に引き立てる象徴的な名所です。

この素晴らしいホールを、コンサート鑑賞の機会以外に見学できるツアーがあります。
最も有名な歴史的なホール「黄金の間」は、毎週月・水・金・土・日曜日の１３:３０から、又、今年３月にオープンした４つの新しいホールも、毎週火・木曜の１３:３０から見学できます。
グループでの見学は、上記以外の日でも予約すれば可能です。

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■グラーツ・オペラ座 (グラーツ)

グラーツのオペラ座は、帝国時代にその名を馳せた二人の建築家、フェルディナント・フェルナーとヘルマン・ヘルマーの設計に基づき、１８９９年に建てられました。
バロックとロココ調の装飾を施された客席ホールの優雅さは目を見張るほどで、世界で最も美しく調和のとれたホールだと言っても過言ではありません。オペラ座正面玄関前にある巨大オブジェは「光の刀」の名を持ち、オペラ座のプログラム内容を表現指定いるかのようです。

オペラ座が重視するコンセプト、それは、過去と現在、伝統と現代の間に生まれる緊張感溢れる常に新しい関係なのです。

^{〔これからの上演プログラムの一部〕}
＊「火の鳥」/「バレエ　春の祭典」 --- イゴール・ストラヴィンスキー
　 ２００４年５月０７日、６月０５日
＊「ラ・ぺリコール」 --- ジャック・オッフェンバック
　 ２００４年６月１１日・１６日・２４日
＊「三部作」 --- ジャコモ・プッチーニ
　 ２００４年５月０８日・１２日・１４日・１６日・１９日・２３日・２７日、６月１３日・１９日
＊「道楽者のなりゆき」 --- イゴール・ストラヴィンスキー
　 ２００４年６月０６日・０９日・１２日・１７日・２０日・２３日・２５日

※公演内容は変更されることもあります。

※詳細はこちら
　URL　http://www.theater-graz.com/ (ドイツ語、英語)

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■マリオネット劇場 (ザルツブルク)

ザルツブルク「マリオネット劇場」では、世界的に有名なオーケストラやオペラ歌手に扮したマリオネットが、モーツァルトのフィガロの結婚など有名オペラハウスのレパートリーを演奏します。

８９年の伝統を持つ同劇場はザルツブルク音楽祭よりも歴史が古く、海外公演ツアーなどを通じて世界でも大人気です。

※詳細はこちら
　URL　http://www.marionetten.at/ (ドイツ語、英語)