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オーストリア [ Republic of Austria ]

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オーストリア / イースターの祝日

掲載日時:2007年03月19日

情報提供:オーストリア政府観光局

ヨーロッパのキリスト教の国では、イースターを祝う習慣があります。
クリスマスはキリストの降誕祭(誕生を祝う日)である一方、その復活と昇天を祝うのがイースター=復活祭であり、イースターはときにクリスマスよりも重要な日とされます。

イースターは、月の満ち欠けによって毎年違う日になりますが、今年2007年は4月08日です。オーストリアでは翌日の月曜日も「イースター・マンデー」として祝日になり、この連休は家族みんなでイースターを祝います。

イースターが近づくと、街中に様々なイースター・エッグが並ぶようになります。これは、とりどりに彩色をした卵のことで、茹でた卵にペイントをした食べられるものもあれば、中身を抜いた生卵の殻に細かく美しい絵を描いたものもあり、どれも美しく店頭を彩っています。
オーストリアではこの時期、卵と同様にウサギの形をしたチョコレートも店頭に並びます。ウサギは、卵とともに成長と多産の象徴として イースターに欠かせないものとされています。
イースター・エッグやウサギのチョコレートはバスケットに入れられ、家や庭のどこかに隠されます。それを子供たちやゲストが「ウサギの卵はどこなの?」と言って卵を探す遊びをするのもオーストリアのイースターならではの楽しい風習です。