曲がり角の多い小路、アーチ風に装飾された中庭、年月を経て威厳を湛えた宮殿・・・ ウィーンの街の中心部は特にロマンティックな側面を持っています。
シュテファン大寺院周辺の最も古い地区では、円頭石舗装で数百年前に整備された小さな通りが残っており、ブルート小路やドーム小路を通る散策では、過去に出会うことが出来ます。ロマンティックな散歩道は、保存状態の良いビーダーマイヤー様式の家々がある７区にあるシュピッテルベルク周辺にもあります。

特にウィーンがロマンティックなのは秋と冬です。プラーターでは幾多の栗の木の葉が紅葉し、フォルクスガルテンでは最後のバラが咲き誇ります。ウィーンでは徒歩だけでなく、馬車でも非常にロマンティックな側面を感じることが出来ます。
自然を堪能したい方は、街を見渡す素晴らしい眺めを楽しむために街の外れの方、例えば１９区にあるブドウ畑やウィーンの森の緑に足を向けるべきでしょう。その後、昔から(付き合いたての)恋人たちの定番の場所となっているウィーンの典型的なワイン居酒屋であるホイリゲに行きましょう。

クリスマス前の時期に大通りはクリスマスのイルミネーションで彩られます。クリスマスコンサートは、雰囲気を盛り上げ、特にクリスマスマーケットは若者もお年寄りもクリスマスを待ち望む楽しい気分にさせます。
ワルツ好きのロマンティックな人々は、カーニバルの時期にだけ開催されるわけではない、ウィーンの数多くの舞踏会で心を満たすことが出来ます。ロマンティックなダンスの夜を、例えばオープンエアで行われタンゴ、チャチャチャ、ブギーなどを踊るフォルクスガルテンのダンスカフェや、ドナウ遊覧船の船上で楽しむことが出来ます。
また夢の結婚式をウィーンで最も魅力的な場所、例えばシェーンブルン宮殿、大観覧車、時代物の路面電車やシュメッターリングハウス(蝶の家)などで祝うことが出来ます。


※詳細:
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