６０年代のＳＦカルト・ムービーのミュージカル版が、２００４年３月１１日 ウィーンのライムント劇場でデビューします。

この１９６８年の伝説的な映画では、ジェーン・フォンダが主役を務めました。今回はこのセクシーな役どころを、映画「ヒンターホルツ８」と「ノルトランド」で成功を収め、彼女のルーツであるミュージカルに今回戻ってくるニナ・プロルが演じます。

音楽はブリティッシュ・ポップスに強く影響を受けたもので、今までに３,０００万枚のアルバムを売り上げ、メガヒット・アルバム「スィート・ドリームズ」で知られるグループ、ユーリズミックスを去った後、ミック・ジャガーやボブ・ディランのプロデュースなどを手がけたことでも有名なデーヴ・スチュアートが担当しています。

ステージ・デザインは、「ロビー・ウイリアムズ」のセットも手がけた、マーク・フィッシャーによるものです。
コスチュームは、映画「セックス・アンド・ザ・シティ」のスタイリスト パトリシア・フィールドと、ラテンロックの人気女性歌手シャキーラの衣装担当者 デビッド・ダーリンプルが担当しています。

物語の設定は紀元４０,０００年で、ブロンドの魅力的な美女バーバレラが数々の美男に支えられながら、ロボットや怪物で構成された悪の軍団と闘うというストーリー。
このミュージカルで劇場を満員にするために、主人公の美女を助けた男たちは彼女からジェームズ・ボンド流のご褒美がもらえる設定になっていることも見所です。