---

【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 西ヨーロッパ

オーストリア [ Republic of Austria ]

オーストリアの国旗

国別イベント情報

オーストリア ウィーン / 最新「芸術」関連イベント情報

掲載日時:2006年07月26日

情報提供:オーストリア政府観光局

この秋、ウィーンにて開催される「芸術」関連のイベント情報をお知らせいたします。
ご旅行のご計画に、是非、お役立て下さい。


■ エゴン・シーレと表現主義のファン必見の展示会 (ベルヴェデーレ宮殿)

2006年6月14日から9月24日まで「ベルヴェデーレ宮殿」オーストリア・ギャラリーでは、エゴン・シーレとその仲間たちの「円卓」というテーマで作120点が展示されます。
シーレの友人だったグスタフ・クリムトやオスカー・ココシュカの作品も展示されています。
近代的な要素を芸術に取り入れ、まさしく先駆者的存在だった彼らは、従来の形式ではなく、自由な展覧会を開催すべく1909年に結束しました。互いに協力して成立させたのが「新・芸術グループ」で、これは現在の「ネットワーク」の様なものです。

※詳細はこちら
 URL http://www.belvedere.at/ (ドイツ語、英語)



■ 展覧会「ピカソ−時との戦い」 (アルベルティーナ美術館)

弛みなく時の流れと戦いつつ創造された絵画の数々、それがパブロ・ピカソ晩年の作品群です。
2006年9月21日から2007年1月07日まで、アルベルティーナ美術館で開催される展覧会「ピカソ−時との戦い」では、ピカソが晩年の12年間に生み出した作品を紹介いたします。素早く制作された油絵と厳密に描かれたスケッチのコントラストには、時との戦いが浮き彫りにされています。

1961年、80才のピカソは、人生最後の歳月を制作に打ち込むため、フランスのリヴィエラに家を買いました。死に対する恐怖に駆り立てられた彼は、毎日厳格な作業日程を定め、これを実行しました。大型の油絵、スケッチ、エッチング、彫刻等、ジャンルを問わず全ての作品に、毎日同じ作業時間が当てられたのです。 
この結果、作品群には顕著なコントラストが見られます。スケッチやグラフィック等が厳密でシャープな輪郭を示しているのに対し、油絵は素早いタッチで描かれ、フォルムは消失しています。ここには、愛のシーン、裸体画、自画像、アンバランスなペア、コメディアなど、ピカソお気に入りのモチーフが見られます。

※開館時間: 10:00〜18:00、 水曜 10:00〜21:00
※詳細はこちら
 URL http://www.albertina.at/ (ドイツ語、英語)



■ 展示会「ドイツの表現主義者」 (レオポルド美術館)
レオポルド美術館では、2006年9月29日から2007年1月10日まで「ドイツの表現主義者」展示会が開かれます。
キルヒナー、ノルデ、ベックマンなどの有名画家の絵画が紹介されます。

※詳細はこちら
 URL http://www.leopoldmuseum.org/ (ドイツ語、英語)



■ 「マルク・シャガール」展 (BA−CA芸術フォーラム)
「BA−CA芸術フォーラム」では、2006年11月15日から2007年2月18日まで、ロシアの超現実主義者の一人である「マルク・シャガール」展が開かれます。

※詳細はこちら
 URL http://www.kunstforumwien.at/ (ドイツ語、英語)



■ ジョ、ティジアンの名作を紹介する展示会 (美術史博物館)

美術史博物館では、今秋の芸術のハイライトである、1500年から1530年までのヴェネチア派絵画のベリーニやジョルジョ、ティジアンの名作を紹介する展示会が2006年10月17日から2007年1月17日まで開かれます。

 URL http://www.khm.at/ (ドイツ語、英語)