■ テアター・アン・デア・ウィーン劇場 / ２００７年のオペラ情報
ウィーンの一番新しいオペラハウスとして有名になった「テアター・アン・デア・ウィーン劇場」では、モーツァルトの作品を始め、バロックと現代精神を表す作品が今年の中心になっており、特にモーツァルトの作品である「フィガロの結婚」、「イドメネオ」と「見てくれのばか娘」は一番人気です。
バロックオペラのファンの方々には、モンテヴェルディの歌劇「オルフェオ」、ヘンデルの「ジューリオ・チェーザレ」や、バッハの「クリスマスオラトリオ」をバレエ風アレンジで楽しんでいただきたいと思っております。
又、世界的に有名である指揮者 ニコラウス・アーノンクールもハイドンの「騎士オルランド」を指揮します。
更に「欲望という名の電車」や「デッドマン・ウォーキング」の様なアメリカのオペラ作品を上演する事によって、現代的な要素も取り入れられます。
マリインスキー劇団による客演では「Der Spieler」と「エフゲニ・オネーギン」が上演されます。
アンネ・ゾフィー・ムッター、アンゲリカ・キルヒシュラーガー、ルドルフ・ブーフビンダー等、スターの共演が話題を呼ぶ事は間違いないでしょう。

※詳細はこちら　ＵＲＬ　http://www.theater-wien.at/ (ドイツ語)

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■ ビーダーマイヤー時代: 一つの時代についての展示会が二つも
２００７年早春早々、ウィーンで定評ある二つの美術館が「ビーダーマイヤー」をテーマに展示会をします。
アルベルティーナ美術館では、２月０２日から５月１３日まで「質素なスタイル ビーダーマイヤー」というテーマで、家具、美術工芸、グラフィックアートや絵画を紹介します。
約３５０もの展示品の中で特に注目されることが予想されるのが、カスパー・ダビッド・フリードリッヒ、カール・フリードリッヒ・シンケルやフリードリッヒ・フォン・アメルリングの絵画です。

※詳細はこちら　ＵＲＬ　http://www.albertina.at/ (ドイツ語、英語)

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■ リヒテンシュタイン美術館の中のビーダーマイヤー
リヒテンシュタイン美術館では、３月３０日から８月２０日まで「リヒテンシュタイン美術館の中のビーダーマイヤー」というテーマで、フェルディナント・ゲオルグ・ヴァルトミュラーとペーター・フェンディの作品を始め、最近侯爵のコレクションから入手したブロッホーバウアの磁器コレクションを展示します。

※詳細はこちら　ＵＲＬ　http://www.liechtensteinmuseum.at/ (ドイツ語、英語)