マーチェスはオランダ語で若いニシンのことを言います。６月〜７月にかけて旬を迎える季節の味で、ほとんど生の状態で食べます。レストランや魚屋では「ニシン入荷」と、道に出ているメニューに書かれます。ニシンの付けあわせとして玉ねぎのみじん切りを添えて食べるのが最もポピュラーな食べ方です。ニシンが出回るのと同じ頃、ニシンに欠かせない玉ねぎも新しいものが出てきます。
魚屋では、ニシンのサンドイッチも売っている所もありますが、暑い季節にはニシンと玉ねぎのシンプルな食べ方がお勧めです。

ブリュセルのサン・カトリーヌ広場周辺は、かつて内陸港だったことから、美味しい魚料理のレストランが集まることで有名です。中でもノールドゼーという魚屋の店先のフィッシュバーでは新鮮な魚が食べられます。

※ブリュッセルの屋台: 魚屋のフィッシュ・バー
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