「ベルリンの壁崩壊２０周年」の記念年に沸く今年のベルリン。市内各所では、次々に特別イベントが企画、開催されています。
今回ご紹介するのは、旧東ベルリン側のテレビ塔が立つアレクサンダー広場で５月から半年間行われる「平和革命」の野外展示です。

１９８９年１１月０９日にベルリンの壁が崩壊するまで、国民の自由を奪う東ドイツ政府に対するデモが各地で行われていました。一人の力では敵わない国を相手に、多数の人々が一緒に立ち向かう事でベルリンの壁崩壊、そしてドイツ統一を可能なものにした革命。「平和革命」と言われるのは、完全なる非暴力でデモが行われた事を意味しています。

アレクサンダー広場の野外展示では、英・独の二ヵ国語で「平和革命」の様子をドキュメンタリー写真とともに紹介される予定です。
入場料は無料です。ベルリンの壁の足跡を辿るルートにぜひ盛り込んでみてください。

(下記写真は、１９８９年のデモの様子)


※「平和革命」特別野外展示
　開催期間: ２００９年５月０７日〜１１月１４日
　開催場所: アレクサンダー広場 (Alexanderplatz)
　詳細: http://news.visit-germany.jp/ff/ch.php?cmd=go918637899&vas=19211934 (英語)