世界市民、ピアノの魔術師、あるいは革命家とも言われた話題多きフランツ・リストは、今から２００年前に生まれ、生誕２００年を祝ってドイツ各地で記念行事が行われます。 彼の足跡は欧州全域に及びますが、中でもワイマールにおける１８４８〜５９年は最も重要な創作活動時期でした。 ワイマールはバッハ、リスト、ワーグナーが活躍した町としてクラシック音楽の中心の一つとなっています。

ワイマールのあるチューリンゲン州は、２０１１年を「リスト年」とし、ゲーテ街道沿いのアイゼナッハ、エアフルト、イエナなどで２００以上の音楽行事を行います。
２０１１年２月１６日にワイマールの「フランツリスト音楽大学」における、アルフレート・ブレンデルによるコンサートをもって「リスト年」の幕が切って落とされます。
リスト年を祝うワイマールへの訪問をお勧めいたします。
世界遺産の町、バウハウス、ゲーテの町としてワイマールは、観光的に十分見応えがありますが、今年はリスト生誕２００年という二度とない特別な魅力が加わりました。


※チューリンゲンにおけるリスト関連イベント約２００の日程はこちら
　URL　http://news.germany.travel/ff/ch.php?cmd=go1396072537&vas=41430937 (英語)