ゲーテ街道のライプチヒといえば、バッハとメンデルスゾーンとシューマンゆかりの地、ゲヴァントハウス管弦楽団、トーマス教会少年合唱団がすぐに思い起こされ、また滝廉太郎留学の地、ワーグナー生誕地、グリークゆかりの地ライプツィヒはまさに音楽の町そのものです。
８００年前に創設されたトーマス教会、その合唱団と学校は、１７２３年から１７５０年に市の音楽総監督を務めたＪＳバッハにより高められ、以来市の文化の礎となっています。

トーマス教会少年合唱団の定期演奏は、例年より多くありますが、２０１２年３月１９日〜２５日をとくに創立記念「フェスティバル・ウィーク」とし、記念行事が予定されています。

■ イベント概要 (2012年)
* ３月１９〜２５日 / 歴史博物館
　トーマス教会合唱団創立８００年記念展示会
　　--- 入場料: ３ユーロ
* ３月２０日: トーマス教会
　記念祝典(特別ゲストのみ)
* ３月２０日 １８:００ / ルター教会
　バッハ・イン・ジャズ: シュテファン・ケーニッヒ・トリオ
　　--- 入場無料
* ３月２１日 １９:００ / 新市庁舎
　市のフェスティバルイベント: トーマス教会合唱団、ゲヴァントハウス管弦楽団、アマコード、ディ・プリンツェン他出演
　(従来アレーナで予定されていたイベントが新市庁舎に変更)
* ３月２３日 １８:００ / トーマス教会
　キングス・カレッジ合唱団
　　--- 入場料: ５ユーロ
* ３月２４日 １８:００ / トーマス教会
　少年合唱団祭: モテット(トーマス教会合唱団、ドレスデン聖十字架合唱団、レーゲンスブルク大聖堂合唱団、キングス・カレッジ合唱団)
　　--- 入場料５ユーロ
* ３月２５日 ０９:３０ / トーマス教会
　ミサ(トーマス教会合唱団、ドレスデン聖十字架、合唱団、レーゲンスブルク大聖堂合唱団、キングス・カレッジ合唱団)
　　--- 入場無料

もちろん一年を通じてさまざまな定期・記念演奏会が行われ、２０１２年６月０７日〜１７日に開かれる「バッハ音楽祭」のテーマは、トーマス教会・合唱団・学校の創立８００年がメインテーマとなります。
ライプツィヒは日本の合唱団やファンにとって合唱のメッカとして高い人気を保っていますが、２０１２年というまたとない記念の年にライプチヒへの合唱旅行はいかがでしょうか。


※詳細
* ライプツィヒ観光情報
　URL　http://news.germany.travel/ff/ch.php?cmd=go1620105320&vas=54520942
* トーマス教会の行事予定
　URL　http://www.thomaskirche.org/r-index-en.html (英語のページ)
* トーマス教会合唱団
　URL　http://www.leipzig-online.de/thomanerchor/aktuell.html (ドイツ語)