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アイルランド オファリー県 / 「スカルプチャー・イン・ザ・パークランド」の屋外で、大規模環境彫刻の造形過程を一般公開

掲載日時:2008年04月11日

情報提供:アイルランド政府観光庁

アイルランドのオファリー県ボーラ湖(ロック・ブーラ)パークランド内「スカルプチャー・イン・ザ・パークランド」にて、本年5月26日から6月14日の3週間に渡り、アイルランド系アメリカ人環境芸術家 パトリック・ドハティー氏による作品の創作、設置作業が行われます。
作品創作中の3週間は一般の見学も可能で、作業はクラフト・カウンシル・オブ・アイルランド協力のもと、数名のアシスタントを伴い行われます。

今回の作品では総重量10トンにもおよぶ地域で育ったヤナギの若木を使い、ねじったり、織ったり、絡めたりする事により、ラウンドタワーの様なモニュメントを創作して行きます。
ドハティー氏は過去20年もの間、この様な大規模環境彫刻活動をしており、その作品は世界各地で高い評価を獲得しています。

アイルランド島の「おへそ」ともいえる、オファリー県 ブーラ湖 パークランドにある「スカルプチャー・イン・ザ・パークランド」は、2002年の世界彫刻シンポジウムをきっかけに7名の芸術家の作品展示から始まりました。現在では常設展示としてドハティー氏の作品の他、15名もの国内外からの環境芸術家たちによる大規模な作品がパーク内に展示、一年を通じて一般公開されています。
日本人芸術家、関直子さんの作品も展示されています。

ボーラ湖 パークランドは、天然資源である泥炭地(ボグランド)としても貴重な場所で6月09日からは「第13回世界泥炭会議」も開催されます。
今回のドハティー氏の作品は、会議中のアートイベントの一環プロジェクトにもなっています。又、パークランド内は車イスでのアクセスも可能で、ビジターセンターではブーラ湖の歴史とともに中石器時代の動植物、工業用泥炭収穫の様子等を鑑賞出来ます。


※詳細はこちら
* スカルプチャー・イン・ザ・パークランド (Sculpture in the Parklands)
 URL http://www.sculptureintheparklands.com/ (英語)
* パトリック・ドハティー (Patrick Dougherty)
 URL http://www.stickwork.net/ (英語)
* 世界泥炭会議 (13th International Peat Congress)
 URL http://www.ipcireland2008.com/ (英語)