---

【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 西ヨーロッパ

アイスランド [ Republic of Iceland ]

アイスランドの国旗

国別渡航先速報

アイスランド / レイキャネス半島、火山情報 (12/19 04:30現在)

掲載日時:2023年12月19日

情報提供:株式会社ヴァイキング

現地時間2023年12月18日 22:17にグリンダヴィークの北東部で溶岩の噴出・流出が始まり、政府がメッセージを発出いたしました。要点は以下の通りです。

■ アイスランド政府発出のメッセージ (要点)
* このエリアでは2021年以来4回目の噴火となり、噴火時4kmにわたる裂け目はこれまでで最大。
* 既に封鎖されていたエリアであり、居住地エリアにさらに影響が出ることは無いと想定。
* スバルツエンギ地熱発電所への影響については現在確認中。
* 空港機能や空港幹線道路への影響は無いもよう。
* 安全のため、また研究者や関係者の活動の支障となるため、このエリアには決して近づかないこと。
* 政府が引き続き国民保護・危機管理局、気象庁、地元市政府、警察、産業・旅行・航空業者と連携し
 対応を進める。

なお、ブルーラグーンは再度クローズされましたが、その他のアイスランドの大部分のエリアは平常通りであり、政府の見解通り空港や空港幹線道路への影響は出ておりません。
よって現在旅行中のグループや現地ツアー催行会社が実施するツアーへの影響はありません。

---
その他、関連情報も下記にご案内いたします。

◎ ブルーラグーン
2023年12月17日に営業を再開したばかりでしたが、再度休業を発表しております。
→ 詳細: Seismic Activity | Blue Lagoon Iceland
 https://www.bluelagoon.com/seismic-activity

◎ Aviation color code
噴火後も Aviation Color Codeはyelllowのままです。
今年夏まで断続的に続いていた同じレイキャネス半島の Fagradalsfjallでの溶岩噴出・流出の時と同じように、航空機の運航に影響が出る大規模な火山灰の噴出は現在も想定されておらず、ケフラビク空港離発着の航空機の運航には甚大な影響は出ないものと想定されております。
→ 詳細: https://en.vedur.is/weather/aviation/volcanic-hazards/

◎ 空港幹線道路の情報
詳細は下記にてご確認ください。
https://www.road.is/travel-info/road-conditions-and-weather/southwest-iceland-road-conditions-map/

◎ 噴火現場のライブ映像
現地のテレビでも再度流れ始めました。
→ 詳細: https://www.youtube.com/watch?v=VIs83vmfZCk

現在アイスランドにご滞在中の方、また近日中にご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。