---

【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 西ヨーロッパ

イタリア [ Republic of Italy ]

イタリアの国旗

国別イベント情報

イタリア / 「夏のオペラ・音楽祭」開催情報−その3

掲載日時:2008年07月14日

情報提供:イタリア政府観光局 (ENIT)

絶好の旅行シーズンに突入したイタリアでは、各地で様々なフェスティバルや展覧会等が開催されます。
最終回の今回もイタリアの「夏のフェスティバル・展覧会」の開催情報をお届けいたします。
是非、これらのイベントにあわせ、イタリアにお越し下さい。

■ 展覧会「ジョットの遺産:1340〜1375年のフィレンツェ芸術」
  (L' EREDITA' DI GIOTTO., L'ARTE A FIRENZE TRA IL 1340 E IL 1375)
開催期間: 2008年6月10日〜11月02日
開催場所: フィレンツェ、ウッフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)
URL http://www.polomuseale.firenze.it/musei/uffizi/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
ルネッサンスの先駆けとして同時代の芸術家達にも知られた巨匠「ジオット」が、与えた影響とその遺産を検証する展覧会が「ウッフィツィ美術館」で開催されています。
ジョットが亡くなった1336 年以降活発な絵画の動きがなかったとされる時期にフィレンツェで活躍した芸術家達の作品を再評価するものです。
これまであまり一般には注目されていなかった時代の実際の芸術の進展を知る事が出来る展覧会です。

■ 絵画展「フィレンツェと中世のオランダ:1430〜1530年の絵画対話」
 (FIRENZE E GLI ANTICHI PAESI BASSI: DIALOGHI ARTISTICI 1430-1530)
開催期間: 2008年10月26日まで
開催場所: フィレンツェ、ピッティ宮殿 (Palazzo Pitti)
URL http://www.polomuseale.firenze.it/musei/palatina/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
ピッティ宮殿内のパラティーナ美術館では、15世紀のオランダとイタリア各地の間の芸術・通商的関係と影響をさぐる展覧会が開催されています。
油彩の導入による色彩の変化に、両国の当時の芸術工房は大変な興味を寄せていました。
1430年から1530年にかけてフィレンツェが購入・入手したフランドル絵画などが展示されています。

■ ヴォルテッラのアラバスター展 (ALABASTRI A VOLTERRA)
開催期間: 2008年11月03日まで
開催場所: ヴォルテッラ (Volterra) ※トスカーナ州 ピサ県
URL http://www.alabastri-volterra.net/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
透明感が特徴のアラバスター石。その産地として有名なヴォルテッラのプリオーリ宮殿ではヴォルテッラのアラバスター職人の巨匠たちの手による作品の展覧会が開催されています。
18世紀から20世紀にかけて制作された繊細な芸術作品の数々。透明感と滑らかさをもつアラバスターの質感を浮き彫りにした展覧会です。

■ 現代アート展「マニフェスタ7」 (MANIFESTA 7)
開催期間: 2008年7月19日〜11月02日
開催場所: フォルテッツァ(Fortezza)、ボルツァーノ(Bolzano)、トレント(Trento)、ロヴェレート(Rovereto)
URL http://www.manifesta7.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
アムステルダムを本拠地とする「マニフェスタ国際財団」による、ヨーロッパでも有数な2年ごとに開催されるこのアートイベントが、今年はイタリアで開催されます。
毎年開催地を移動するのが特徴のこのイベント。今年は初の試みとして、単一都市での開催ではなく、トレンティーノ・アルト・アディジェ州の主要都市地4ヵ所が舞台となります。
同州の産業遺産や文化インフラは主催側からも高く評価されており、インスタレーションや展覧会の会場も前産業的な建築が選ばれています。
同州内の各地で、関連文化イベントも多く開催される予定です。

■ ビエンナーレ建築展 (BIENNALE ARCHITETTURA. OUT THERE: ARCHITECTURE BEYOND BUILDING)
開催期間: 2008年9月14日〜11月23日
開催場所: ヴェネツィア、アルセナーレ・ジャルディーニ (Arsenale e Giardini)
URL http://www.labiennale.org/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
今年のビエンナーレ建築展のテーマは現代人のライフスタイルに新しい感覚を与える建築。
日本も含めた各国のパビリオンでは、夢や感動、理想の日常を演出するユートピア建築が紹介され興味深いものとなるでしょう。




※ 写真左 --- 絵画展「フィレンツェと中世のオランダ」 (c) ENIT
※ 写真右 --- ヴォルテッラ「アラバスター展」 (c) ENIT