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イタリア [ Republic of Italy ]

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国別イベント情報

イタリア / 2008年秋〜冬の「文化イベント」ご紹介−その1

掲載日時:2008年10月31日

情報提供:イタリア政府観光局 (ENIT)

秋に入りイタリアでは、アートイベントや食のフェスティバル等、数多くのイベントが開催されております。
今回は、この秋から冬にかけてイタリア各地で開催される文化イベント情報をご紹介いたします。
これらのイベントにあわせ、是非イタリアにお越しください。

■コレッジョ展 (CORREGGIO)
開催期間: 2008年9月20日〜2009年1月25日
開催場所: パルマ(Parma)
 国立美術館(Galleria Nazionale)、サン・パオロの部屋(Camera di S.Paolo)、
 大聖堂(Duomo)、サン・ジョヴァンニ教会(Chiesa di San Giovanni)
詳細: URL http://www.mostracorreggioparma.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
柔和な表情の聖母子画等で有名なルネッサンスの画家 コレッジョ(本名: アントニオ・アッレーグリ)のこれまでにない大々的な展覧会がパルマで開催中で、好評を博しています。
同時代のダ・ヴィンチやラッファエッロのような作風でありながら、比較的地味な存在であったコレッジョですが、メイン会場となる国立美術館(ピロータ宮殿内)には世界各地から美しいコレッジョの名画が大集結。
又、大聖堂(Duomo)とサン・ジョヴァンニ教会では、クーポラまで組まれた階段を登り、約20mの高さから手に取るような近さでクーポラに描かれたコレッジョの「聖母被昇天」(大聖堂)、「聖ヨハネの死」(サン・ジョヴァンニ教会)の大傑作を見る事が出来、圧巻です。この機会をぜひともお見逃しなく。
国立博物館とサン・パオロの部屋の入場は10ユーロ、大聖堂とサン・ジョヴァンニ教会のクーポラ天井画見学は、どちらもガイド付きでそれぞれ5ユーロ。4会場共通入場料は15ユーロです。
オープン日時は会場により違いますので、上記ホームページにてご確認下さい。

■カナレット展 (CANALETTO-VENEZIA E I SUOI SPLENDORI)
開催期間: 2008年10月23日〜2009年4月05日
開催場所: トレヴィーゾ(Treviso)のカーザ・デイ・カッラレージ(Casa dei Carraresi)にて
詳細: URL http://www.artematica.tv/ (イタリア語)
〔概要〕
小運河の町 トレヴィーゾにあるカ・デイ・カッラレージを会場に、ヴェネツィア絵画の巨匠 カナレット展が開催されています。
カナレットの作品が世界各地の美術館から集まり、又、ベルナルド・ベッロット、フランチェスコ・グアルディ、ミケーレ・マリセキなど等、同じく18世紀イタリアで流行した風景画作品とともに展示されています。
本展のためにロンドンのナショナル・ギャラリーからは、カナレットが共和国時代のヴェネツィアのサン・マルコ広場やカフェ・フローリアン等を描いた貴重な風景画作品3点も貸与されています。

■フォンターナ展 (LUCIO FONTANA. LUCE E COLORE)
開催期間: 2008年10月22日〜2009年2月15日
開催場所: ジェノヴァ(Genova)、ドゥカーレ宮殿ドージェの部屋(Palazzo Ducale, Appartamento del Doge)
詳細: URL http://www.palazzoducale.genova.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
ジェノヴァのドゥカーレ宮殿で、ルーチョ・フォンターナの展覧会が、彼の光と色、新画材の追及に焦点をあてて開催されています。
50年代の作品を含む約200点にのぼる作品や陶器をテーマごとに展示。その後のアートシーンにも影響を及ぼしたフォンターナの詩的で探究心に富んだ精神は、今も芸術の革新者であることを我々に物語っています。

■アルベルト・ブッリ展 (ALBERTO BURRI)
開催期間: 2008年11月11日〜2009年2月08日
開催場所: ミラノ・トリエンナーレ(Triennale di Milano)
詳細: URL http://www.triennale.it/ (イタリア語、英語他)
〔概要〕
デザインの殿堂ミラノ・トリエンナーレでは、アルベルト・ブッリの回顧展を開催。
ブッリはルーチョ・フォンターナと並び、20世紀イタリアを代表する前衛芸術家で、1950年代の主要作品や、未公開作品を含むその後の革新的なものまで、多角的に彼の制作活動を紹介します。
イタリアでの公開は稀な「建築とサボテン」等の作品や、舞台装置のデザイン画、写真、ポスター等も展示され、ブッリが半世紀にわたり、新しい芸術を追い続けていたことを立証する展覧会となっています。


※写真1 --- 国立美術館コレッジョ展入口
  © Regency Group
※写真2 --- 大迫力!大聖堂では天井画を間近で鑑賞出来ます。
  © Regency Group