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モロッコ [ Kingdom of Morocco ]

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モロッコ / 2015年の「ラマダン」期間、並びに期間中・後の現地の様子と観光への影響について

掲載日時:2015年04月09日

情報提供:株式会社 サラムモロッコ

今年2015年のモロッコの「ラマダン」について、ご案内いたします。

■ モロッコの「ラマダン」期間:
 2015年6月18日(木) 〜 7月18日(土)  ※予定

ただし、ラマダン期間は月の満ち欠けをもとに決定していることから、上記予定期間よりも2〜3日前後する場合もあります。
なおラマダン開始日・終了日ともに直前にならなければ確定いたしませんので、予めご了承ください。

また、ラマダン期間中・ラマダン明けの現地の様子と、観光への影響について以下にご案内いたします。

ラマダン期間中、現地の人々は日の出直前から日没直後まで一切食事をとりません。
そのため史跡や博物館への入場は可能ですが、カフェや食べ物を販売しているお店などでは、日中の時間帯はクローズし、日没後にオープンするケースが多くみられます。
なおホテルや観光地などのレストランは日中の時間帯もオープンしておりますので、外国人旅行者に大きな影響はありません。

この時期、町の多くの商店がいつもより遅い10:00頃に開店し、16:00頃には閉店してしまいます。銀行や郵便局、一般のオフィスなどでは昼の休憩時間を2時間繰り上げ、ビジネスアワーを15:00頃までとしておりますので注意が必要です。
日没後は、フトール(朝食)と呼ばれる日没後にとる最初の食事を一斉に済ませた後、19:00頃には町に人々が溢れます。カフェやレストランは深夜近くまで営業し、日中どこか閑散としていた町は活気を取り戻し、深夜近くまで賑わいます。
この期間は、日中何かと不便に感じることも多いかと思いますが、夜はラマダンでしか味わえないモロッコを体験することができるでしょう。

ラマダン明け当日は「イード・アル・フィトル」というお祭りが行われます。
この日は、お店はほぼクローズ、観光施設等の多くがクローズとなります。翌日以降に営業を再開するお店もありますが、ラマダン明け3日間は通常のようにお店がオープンしていないなど、観光に何らかの支障が出ることが考えられます。
特にラマダン明けの3日間は、以上の点をご留意いただく必要があります。

ラマダン期間にご旅行をご予定の方は、予めご了承ください。
ラマダン期間が確定次第、また改めてお知らせいたします。