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モロッコ [ Kingdom of Morocco ]

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モロッコ / モロッコ(アル・ハウズ)地震の影響について‐続報

掲載日時:2023年09月15日

情報提供:株式会社ヴィンテージツアーズ

現地時間2023年9月08日(金) 夜にモロッコ中部(アル・ハウズ/Al Haouz)にて発生いたしました地震の影響について、続報をお知らせいたします。

地震が発生してから5日が過ぎた9月14日の朝にはタルーダントで小規模の余震が発生したとのことで、マラケシュ、ワルザザートでも軽度の揺れを感じられたとの報告がありました。

現在モロッコ国内では各地で献血センターが設置されたり、政府、民間の団体、個人レベル等で各地山間部の被災地への義援金活動、支援物資の輸送などが行われております。
被災された方々に十分の支援が早く行き届きますよう、また、まだまだ一人でも多くの方が救助されることを心より祈っております。

日本のニュース等のメディアでは、被災地にて倒壊する多くの建物・街の様子が映像で報じられておりますが、実際、現在のマラケシュはハイシーズンに入っていることもあり、多くのツアー観光客が訪れており、ジャマエルフナ広場、スークも店も通常どおりオープンしております。スーク周辺にて一部瓦礫が集められている場所もありますが、通常の観光には大きな影響は出ておりません。

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現地時間2023年9月14日現在のマラケシュの各モニュメントのオープン/クローズ状況について、以下にお知らせいたします。

■ クローズ中の施設
* BAHIA PALACE (バヒア宮殿)
* SAADIEN TOMBS (サアード朝の墳墓群)
* EL BADI PALACE (エル バディ宮殿)
* MAISON DE LA PHOTOGRAPHIE (写真美術館)

■ 通常どおり入場可能
* MAJORELLE GARDEN
* YVES SAINT LAURENT MUSEUM
* SECRET GARDEN
* MARRAKECH MUSEUM
* BEN YOUSSEF MADRASSA

クトゥビアの周辺もこれまでどおり外観から観光いただけます。ジャマエルフナ広場も以前と同様にスタンドが立ち並んでおり、スークもこれまでどおり店はオープンしており、多くの観光客が訪れております。

ただし、倒壊したジャマエルフナ広場周辺のモスク前には、まだ瓦礫が積まれた状態であったり、夜間になると余震を懸念し家に滞在するのが怖く、ジャマエルフナ広場で夜を過ごす方がいらっしゃるなど、地震の影響を感じられる光景を目にされることはあると思います。

以下に9月13日・14日時点のスークの様子に加え、ここ数日のマラケシュ市内の様子を写真にてご案内いたします。また現地パートナーからのコメントでは、旧市街中心部で大きく建物が倒壊しているのは、
* ジャマエルフナ広場のモスクのミナレット
* Mellahエリアの古い家屋
の2ヵ所のみとのことです。

また現地のパートナーからは、「古い家屋に住んでいるマラケシュの一部市民が余震の恐怖で、周辺の公園などでテントをはったりして夜間屋外で寝泊まりしている。この光景を見せない方がよければ、夜間はなるべくバスで走る行程などは避けるのがよいと思う。」とのアドバイスがありました。
今後のツアー催行の可否判断、これからご旅行予定のお客様への案内の参考になりましたら幸いです。

以上、ご注意ください。

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今般の地震により、無念にも命を落とされた方々へのご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、今はただ現時点で救助を待っていらっしゃる方々の一人でも多くの命が助かること、これ以上犠牲者が増えないことを願うばかりです。

9月13日朝のスーク周辺の様子<br>一部瓦礫収集作業の姿が見られる9月13日朝のスーク周辺の様子
一部瓦礫収集作業の姿が見られる

9月14日朝のスーク周辺の様子9月14日朝のスーク周辺の様子

通常どおり朝から観光客も訪れている通常どおり朝から観光客も訪れている

ジャマエルフナ広場<br>※現地パートナー提供ジャマエルフナ広場
※現地パートナー提供

ジャマエルフナ広場 倒壊したミナレット周辺  ※現地パートナー提供ジャマエルフナ広場 倒壊したミナレット周辺  ※現地パートナー提供

スーク<br>※現地パートナー提供スーク
※現地パートナー提供

ジャマエルフナ広場入口周辺カフェ<br>(左に小さくホテルイスラーンが見える)<br>※現地パートナー提供ジャマエルフナ広場入口周辺カフェ
(左に小さくホテルイスラーンが見える)
※現地パートナー提供