世界三大瀑布の一つで世界遺産・ヴィクトリアの滝では、水量が多い２〜８月の時期に「ルナレインボー」(Luna Rainbow)と呼ばれる月の光による虹がご覧いただけます。
この現象をご覧いただくのならば、満月の夜とその前後の日の３日間がベストです。。
今の時期ならば、夜２０:００頃になると滝の上空に見え始め、満月が上昇するにつれて虹の位置は段々と下がり、やがては滝底から弧を描くような虹が目前でご覧いただけます。

本年、２０１７年の満月日が関係役所から発表されましたので、お知らせいたします。

■ ２０１７年の満月日と前後日 (National Heritage Conservation Commission発表)
　　　　満月前　　/　　満月日　　/　　満月後
１月: １１日(水)　/　１２日(木)　/　１３日(金)
２月: １０日(金)　/　１１日(土)　/　１２日(日)
３月: １１日(土)　/　１２日(日)　/　１３日(月)
４月: １０日(月)　/　１１日(火)　/　１２日(水)
５月: ０９日(火)　/　１０日(水)　/　１１日(木)
６月: ０８日(木)　/　０９日(金)　/　１０日(土)
７月: ０８日(土)　/　０９日(日)　/　１０日(月)
８月: ０６日(日)　/　０７日(月)　/　０８日(火)
９月: ０５日(火)　/　０６日(水)　/　０７日(木)
10月: ０４日(水)　/　０５日(木)　/　０６日(金)
11月: ０３日(金)　/　０４日(土)　/　０５日(日)
12月: ０２日(土)　/　０３日(日)　/　０４日(月)

〔追加情報〕
今年(2017年)は、夜月鑑賞のため公園開放日をこれまでの満月＋その前後の日＝計３日間から
満月の前々日を含めた４日間になりました。
例) ２月の満月日: ２月１１日
　公園の夜間オープン期間: × 旧 ２月１０〜１２日 → ◎ 新 ２月０９〜１２日

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滝に虹がかかる幻想的でロマンチックな光景を見るため、この時期は多くの人が夜に滝を訪れますが、この「ルナレインボー」を見るお勧めスポットを２ヵ所、ご紹介いたします。

◎ おすすめスポット１　　※一部情報追加
通常、明るい時間帯に滝が落下するところを見学する場合、入口より滝に沿って平行に進むのが一般的ですが、この「ルナレインボー」を見学する場合は、入場してすぐの場所にある銅像の後ろを右方向に３０ｍほど進み、滝のほぼ真横から見る位置がベストです。ここならば虹、水の落下、轟音が目前にご覧いただけます。
また水しぶきがかかることもほとんど無いため、雨具は必要ありません。見学時間も自分で決められます。

◎ おすすめスポット２
上記場所をさらに３０ｍほど進むと滝の裏側に到着。
ここからの光景は、昼間でもダイナミック。すぐ先にある落下地点では水しぶきが吹き上がっています。ここからご覧いただく夕焼けも絶景です。
〔追加情報〕
２月の満月期間は、カバが現れるという理由により、夜間はこの場所への立ち入りが禁止されました。
３月以降の状況は、現地にてご確認ください。

この「ルナレインボー」を見に、是非ヴィクトリアの滝にお越しください。
なお、上記おすすめスポットまでのアクセスは、全てリビングストン側から向かった場合の道順となりま

〔注〕
* ルナレインボー観賞日の入場料金　　※変更
　満月＋その前後の日＋満月の前々日を含めた４日間
　通常　ＵＳ２０ドル　→　夜間　ＵＳ２５ドル　※US 5ドルアップ (変更前 US 30ドル)

* ルナレインボー観賞日(夜間)の開園・閉園時間　　※変更
　通常　０６:００〜１８:００ (変更前: 06:00〜17:30)
　夜間　１８:００〜２４:００ (変更前: 17:30〜22:00)
　　　　→ 一旦 18:00に閉園し、再度オープンいたします

* 虹の見学には、足元を照らすための(小型)の懐中電燈があると便利です。

※追加情報
* 公園は２４:００に閉園いたしますが、タクシーが少なくなっておりますので、夜間、街からタクシーで訪れる場合は、帰りに支払うという条件を伝え、そのまま待たせておくのがよいでしょう。
　(街から乗車の場合、1時間程度の待ち時間込みで往復150クワッチャ前後、日本円で約1,500円位です。)
　なお、この手の交渉は、乗車時(最初)にするように。

* ザンビア側及びジンバブエ側とも、出入国管理事務所は２２:００頃にクローズいたします。
　滞在箇所とは異なる国側で見学される場合は、十分ご注意ください。
　なお、出入国管理事務所の閉鎖時間等は、直接確認しておくのがよいでしょう。




(同情報は、在ザンビア・リビングストンのJICA シニアボランティア 宮崎征士様よりご提供いただきました。)